京セラベトナム、AR活用し現場教育と安全管理–ノウハウも伝承
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京セラの海外製造拠点であるKYOCERA Vietnam Company Limited (京セラベトナム) は、PTCジャパンのARソリューション「Vuforia Expert Capture」を導入した。1月30日、PTCジャパンが発表した。
今回の導入で、正確で迅速な作業習得が実現し、作業効率や生産性が向上したという。また事故防止などの安全性も向上し、従業員のモチベーションや定着率も向上したという。
京セラベトナムでは、機械工具部門にVuforia Expert Captureを導入し、実操作動画とARデータを組み合わせ、作業手順書を作成。これにより経験の浅い従業員でも、動画とARで作業手順を分かりやすく確認できたという。
Vuforia Expert Captureは、高精細な画像、高品質な画像合成を強みとするARソリューション。実操作を録画して操作手順を読み込ませ、動画とARデータを統合させた案内を表示することで、作業を分かりやすく解説できる。これにより、経験の浅い従業員であっても、動画データを「iPad」に表示させ、作業手順の一つ一つを確認し、正確でスピーディな業務対応が可能になる。
京セラベトナムは、京セラグループの主要な製造拠点の一つだ。京セラは、業務を学びやすく、安心・安全な環境を整えることが、従業員のモチベーション向上、継続的な勤務、生産性向上につながると考え、今回の導入に至った。