日立製作所、製品セキュリティで生成AIを活用した「脆弱性分析サービス」を提供
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日立製作所は3月5日、IoTやシステム製品向けセキュリティの「PSIRTソリューション」のオプションとして、生成AIを活用した脆弱(ぜいじゃく)性対策支援の新メニュー「脆弱性分析サービス」を追加し、7月から提供すると発表した。
新メニューは、プロダクトの開発や製造などを手掛ける企業・組織向けに提供する。製品を構成するソフトウェアなどの脆弱性が発覚した際に、生成AIで脆弱性情報を解析し、製品が脆弱性の影響を受ける条件だけをチェックリストとして自動生成、提供する。手動で脆弱性の影響を受ける条件の整理で要する作業の時間を約45%削減できるという。製品担当者の知見に左右されない調査ができ、脆弱性対処の品質向上も図れるという。
生成AIによる解析では、顧客がPSIRTソリューションの「PSIRT運用プラットフォーム」で一元管理している製品に含まれるソフトウェア名やコンポーネント名、バージョン情報などを利用し、日立独自のプロンプトエンジニアリングを適用することで、作業時間の大幅な短縮を実現している。新メニューの料金は個別見積もりとなる。