HTML/CSS/JSの単一コードでiOS/Android対応のネイティブUIアプリケーションを開発できる新フレームワーク「Lynx」、ByteDanceがオープンソース公開
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HTML/CSS/JavaScriptなどのWeb技術を用いた単一のソースコードでiOS、Android、デスクトップに対応したネイティブUIを備えたアプリケーション開発を可能にする新しいフレームワーク「Lynx」を、TikTokなどを開発提供するByteDanceがオープンソースとして公開しました。

Hello word! Lynx is a family of open-source technologies empowering developers to use their existing web skills to create truly native UIs for both mobile and web from a single codebase, featuring performance at scale and velocity. visit https://t.co/2leXoul4wJ pic.twitter.com/rIfOuflAp9
— Lynx (@LynxJS_org) March 5, 2025
Lynxは、HTMLとCSSでユーザーインターフェイスを記述します。CSSアニメーションやトランジション、グラデーションなどもサポートされています。
その上で、アプリケーションを構成するスクリプトをメインスレッドとバックグラウンドの2つに分けるアーキテクチャを採用しました。
ユーザーのコードの多くがデフォルトでバックグラウンドで実行される一方、メインスレッドをLynx独自の高速なJavaScriptエンジンであるPrimJS上で低負荷かつノンブロッキングな形で実行。優先度の高いイベント処理やアニメーション処理などを行うことでUIの迅速な反応やスムーズな描画を実現します。
LynxはすでにTikTokのさまざまなアプリケーションで利用されており本番利用に対応すると説明されています。