サイオス、「コンテナ導入スモールスタートパック」を提供–低コスト・短期間の導入を支援
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サイオステクノロジー(サイオス)は4月14日、企業のコンテナー技術導入を支援する「コンテナ導入スモールスタートパック(SSP)」の提供を開始した。
コンテナ導入SSPは、コンテナー導入を検討している企業を支援するコンテナープラットフォーム基盤構築サービスだ。最大の特徴は、導入費用を抑え、基本サービスを税別500万円からという低コストで提供し、最短2カ月という短納期で環境を構築できる点だ。これにより、小規模な環境からでもコンテナー導入を開始できる。
同サービスはパッケージ化されており、シンプルなプロセスで導入を進められる。サイオスの専門家が、コンテナー基盤「OpenShift」をベースとした環境の設計、構築を行うだけでなく、設計上の考慮点についても解説するため、導入企業の不安を解消できる。なお提供される環境は検証済みであり、導入後直ちにアプリケーション構築などを開始できる。
提供環境は、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)といった主要なパブリッククラウド、またはオンプレミスから選択可能だ。導入時には、環境概要設計書、パラメーターシート、プラットフォーム標準運用手順書といったドキュメントも提供され、運用開始後のサポートも含まれるため、技術者確保が難しい企業でも安心してコンテナー環境の導入、運用を進められる。また、概念実証(PoC)環境として導入した後、スムーズに本番環境へと拡張していくことも想定されている。
コンテナー技術は、アプリケーション開発の効率化やシステム運用の柔軟性を高める仮想化技術として注目されている。しかしサイオスによると、その導入には専門知識の習得、最適なツールの選定、複雑な設定といった課題が伴う。特に、「専門的な知識を持つ技術者の確保が難しい」「運用が複雑で維持も困難」「どこから手をつけるべきか分からない」「導入コストが高額である」といった点が、多くの企業にとって障壁となっていた。