Cloudflare、分散SQLiteデータベース「Cloudflare D1」のオープンベータを開始
今回は「Cloudflare、分散SQLiteデータベース「Cloudflare D1」のオープンベータを開始」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
CloudflareはCDNエッジでSQLiteのマネージドサービスを提供する「Cloudflare D1」のオープンベータを発表しました。
We’re unlocking the ability for developers to build production-scale applications on D1! Now in open beta, D1 now offers higher per-database storage limits and the ability to create more databases!
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— Cloudflare Developers (@CloudflareDev) September 28, 2023
Cloudflare D1は、SQLiteによる分散データベースを自動的に構築してくれるサービスです。
Cloudflareが世界中に展開しているエッジロケーションにあるデータセンターの特性を活かし、開発者が特定のエッジロケーションにプライマリのSQLiteデータベースを作成すると、アクセスしてきたユーザーの近くにあるエッジロケーションに読み取り専用のSQLiteのクローンを作成、データベースのレプリケーションを継続的に行います。
これにより、世界中どこからアクセスしたとしても低レイテンシかつ高速なデータベースアクセスを可能にします。
Cloudflare D1は同社のストレージサービスであるCloudflare R2の上に構築されており、定期的にデータベースのスナップショットがCloudflare R2に保存されます。これにより、何らかの障害でデータベースが失われても数秒で自己回復でき、また必要に応じて物理的な場所を移動することもできると説明されています。
最大2GBまでのデータベース
オープンベータではデータベースあたりのストレージ上限を引き上げ、最大で2GBまでのデータベースを25個まで構築可能になりました。
また、タイムトラベル機能が実装されました。タイムトラベルを使用すると、データベースを過去30日間の任意の時点にロールバックできます。タイムトラベルはデフォルトで有効になっており、追加コストは不要。
開発者向けのWorkers Freeプランでは500MBのデータベースを10個まで構築可能。1日あたり500万行までのリード10万行のライトなどが可能になっています。