新しいムーブメントが巻き起こる中、マイアミを目指すスタートアップが急増

今回は「新しいムーブメントが巻き起こる中、マイアミを目指すスタートアップが急増」についてご紹介します。

関連ワード （マイアミ等） についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。

マイアミは長い間、寒さを嫌う人々や政治や経済が混乱状態にある南米諸国の人々の避難場所だった。しかし、2020年には、サンフランシスコやニューヨークからの投資家や創設者、テック関連従事者たちが大勢移り住んだ。これには、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行も一部後押しとなった。さらにそうした移住者たちは、新規移住者を歓迎する方策の市政府、低い税率、快適な気候、より手頃な価格の住宅供給、活動的なライフスタイル、そして会社の繁栄に役立つ多様性といった利点のある移転先を探していたのである。

TechCrunchの見解では、投資家たちは強気のマイアミ推しだ。マイアミ在住の8人の投資家へのアンケートでは、マイアミが長所とチャンスに溢れた、成長が期待できるマーケットであると強調されている。

最近の注目すべき事柄は、SoftBank（ソフトバンク）のCEOで、長きに渡るマイアミ推進者のMarcelo Claure（マルセロ・クラウレ）氏が、マイアミ拠点、またはマイアミへ拠点移転予定のスタートアップを支援する1億ドル（約105億3555万円）のファンドを設立すると発表したことだ。

関連記事：ソフトバンクがマイアミ拠点のスタートアップ向けに104.7億円のファンドを設立

「マイアミはスタートアップの新しい中心地となるべく、増え続けるニーズに応え、急速に発展しています。マイアミは魅力的な投資市場であり、注目を浴びつつある『エルダーテック（高齢者を対象にしたテック）』からバイオテックに至るまで、移民やマイノリティなどさまざまな人たちの事業欲を高め、起業するための唯一無二の機会を提供しています」と、クラウレ氏はファンド設立の発表直前にTechCruchに語った。

クラウレ氏はマイアミがテックの聖地となり得る可能性に早いうちから気づいていた。同氏は1997年にグローバルワイヤレス企業のBrightstar（ブライトスター）を創設した。そして2013年にはSoftBank（ソフトバンク）が同社の過半数の株式を12億6000万ドル（約1327億4793万円）で買い取った。クラウレ氏の弟のMartin（マーティン）氏もまたテック起業家で、現在、マイアミを拠点としたスペイン語再教育のスタートアップ、Aprende Institute（アプレンデ・インスティチュート）の創設者兼CEOを務めている。

マイアミとクラウレ氏はこれまで円満な関係を築いてきた。そのため、クラウレ氏とソフトバンクが、この地へ情熱的なほどに傾倒していたとしても何ら不思議はない。

「ソフトバンクは、フィンテックからアグリテック、教育分野に至るまで、さまざまな分野のテクノロジー企業へ投資しています」と、クラウレ氏はいう。「ソフトバンクはこれらの分野のデジタルトランスフォーメーションを担う起業家や会社に投資しています。2020年以来、私たちはそうした起業家たちが拠点を置く都市について、その勢力図に大きな変化が起きていることを認識しています。起業家が多く集まる地域は、長い間シリコンバレーとニューヨーク市が二強でした。しかし、今では、ダラスのオースティン、そしてもちろんマイアミにも起業家が多く集まってきています。これは市長のSuarez（スアレス）氏のたゆまぬ努力によるところが大きく、マイアミはイノベーションとテック産業の最前線に立っています」。

「マイアミで突如台頭する多くのビジネスが、自然と当社の求める投資対象と合致するんです」とクラウレ氏は続ける。「Latam Fund（レータム・ファンド）を通して、私たちはラテンアメリカ地域を重視する会社に投資しています。VCコミュニティ内に長い間くすぶっている多様性とインクルージョンの問題に本気で取り組むため、黒人やラテン民族、アメリカ先住民の起業家に焦点を当て、1億ドル（約105億3555万円）のOpportunity Fund（オポチュニティ・ファンド）を立ち上げました。これまでのところ、700社以上を査定し、マイアミで台頭しているヘルスケア、SaaS（サース）、フィンテック、ゲームなど多岐に渡る分野で約20件の投資を行い、合計2000万ドル（約21億711万円）を投入しています」。

Crunchbase（クランチベース）のデータによれば、2020年のマイアミ地区への投資は約19億ドル（約2001億7545万円）で、2010年の約8950万ドル（約94億2932万円）と比べると21倍にもなる。2020年は突出した取引がいくつかあった良い年だった。REEF Technology（リーフ・テクノロジー）は7億ドル（約737億4885万円）、ShipMonk（シップモンク）は2億9000万ドル（約305億5310万円）、さらにMagic Leap（マジック・リープ）が3億5000万ドル（約368億7443万円）の資金調達に成功した。だが、それでも2019年に南フロリダ州を拠点とするスタートアップへ投資された記録的金額、23億9000万ドル（約2501億8520万円）にはおよばなかった。2010年にはわずか12社のマイアミを拠点とする企業が地元以外からの外部ファンドを得た。2020年にその数は70社に跳ね上がり、これはこの地域におけるテック関連事業の順調な増加を意味する。

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新型コロナウイルス感染症の世界的大流行とリモートワークがマイアミへの移住希望者の心を揺さぶる中、シリコンバレーからマイアミへの拠点移動を勧めるツイートに対するFrancis Suarez（フランシス・スアレス）マイアミ市長の非公式なコメントがその流れに拍車をかけた。「何かお手伝いできることがありますか？」という同氏のこのメッセージは世界中を駆け巡り、マイアミのテックライフについて尋ねる返信が相次いだ。

1万1000人のメンバーを誇るフロリダ州最大級の非営利テック団体Refresh Miami（リフレッシュ・マイアミ）は、「マイアミの教育機関」や「人気のあるコワークスペース」についてなど、新しい地域へ移り住む際に出てくる質問に答えるべく「マイアミへの移住ガイド」をまとめた。

新しい居住者の中には、まず、この地の水が合うかどうかを仮住まいを移動しながら試している人もいるが、大半はすでに住居を購入し、仕事場を構え、彼らの次のスタートアップのために人材の獲得へ動いている。また、人材探しを行いながら、ここでの友人作りも忘れてはいない。

最近のマイアミを語る際に、Keith Rabois（キース・ラボイス）氏の存在は欠かせない。サンフランシスコから派手な脱出劇を行った、Founders Fund（ファウンダーズ・ファンド）の共同出資者で、PayPal（ペイパル）の元幹部の1人だ。ラボイス氏は、2900万ドル（約30億5531万円）のマイアミビーチにある豪邸（維持管理にスキューバダイバーを必要とするほど大きな海水水族館つき）購入というド派手な演出で、マイアミでも注目を集めた。同氏はマイアミに移住して以来、最も発言力のある、熱心なリクルーターの1人に数えられ、マイアミのテックの未来のために活動している。マイアミ拠点の会社を設立し、公にはまだ何の会社かは発表していないものの、人材獲得に動いていることを遠回しにTwitter（ツイッター）で伝えている。

他の有名どころを挙げるとすれば、金融業界の巨人Blackstone（ブラックストーン）が近日マイアミに新しいオフィスを構え、テック業種で215人を募集していると発表した。すでに何人かの才能溢れる地元リソースを採用したようだ。そして、もちろん、シリコンバレーの世界的なイノベーションプラットフォームであり、先週マイアミのダウンタウンへオフィスを開けることを発表した、Plug and Play（プラグ・アンド・プレイ）は外せない。それ以外にも、最近移転してきたベンチャーキャピタルたちは、周囲に先駆けてチャンスを掴むという、ベンチャーキャピタルの強みを発揮している。そうした先駆者には、Shutterstock（シャッターストック）のJon Oringer（ジョン・オリンジャー）氏、Blumberg Capital（ブルームバーグ・キャピタル）のDavid Blumberg（デイビッド・ブルームバーグ）氏、Andreessen Horowitz（アンドレッセン・ホロウィッツ）のChris Dixon（クリス・ディクソン）氏、Alpaca（アルパカ、投資先企業にClassPass）やClassWallet（クラスウォレット）を含む）のDavid Goldberg（デイビッド・ゴールドバーグ）氏、FFNYのMaya Baratz Jordan（マヤ・バラッツ・ジョーダン）氏、Gilt（ギルト）ならびにGlamsquad（グラムスクオッド）の共同創設者として知られるAlexandra Wilkis Wilson（アレキサンドラ・ウィルキス・ウィルソン）氏、Facebook（フェイスブック）で活躍後、4年前にマイアミに拠点を移しThe Venture City（ザ・ベンチャー・シティ）を立ち上げたLaura González-Estéfani（ローラ・ゴンザレス・エステファニ）氏などが挙げられる。なお、ザ・ベンチャー・シティはマイアミ本社でアクセラレーターおよびベンチャーファンドとしてサービスを提供するほか、サンフランシスコとマドリッドにもオフィスを構えている。

新型コロナウイルス感染症の世界的大流行は多くの人にとって、人生に何を求めているのか改めて考えるきっかけとなった。私たちは、今の仕事、法外な値段の狭小住宅、さらに脆弱な行政機能に満足していてよいのだろうか。

マイアミは国際的で、多様性があり、ビジネスでは主に英語とスペイン語が話される多言語な場所だ。多くの人がこの街に魅力を感じているのは、都会的なスタイルがあり、毎年12月に行われるArt Basel Miami Beach（アート・ベーゼル・マイアミ・ビーチ）を筆頭に、洗練されたアートや文化という側面を持っているからだ。また、ニューヨークやロンドンのほとんどの有名レストランがマイアミに出店していて、そのマイアミ店の場合は通常広いアウトドアの席も用意されているのだ。著名なZaha Hadid（ザハ・ハディド）氏の手によるビル群、Arquitectonica（アーキテクトニカ）、Raymond Jungles（レイモンド・ジャングルズ）による庭園など、建築の魅力も引けを取らない。ブロードウェイの大人気演目「Hamilton（ハミルトン）」のチケットが、あまりの人気にニューヨークやロンドンで2倍の値段で売り出されていた時、マイアミのAdrienne Arsht Center（エイドリアン・アルシュト・センター）ではわずかな料金で同演目を観ることができた。私の知人の中には2回も観劇した人もいる。

多くの人はマイアミや他の海沿いの街は、海が最高だという。そして、オーダーメイドのメガヨットを所有していないからといって、日焼けを諦めなくても大丈夫だ。マイアミに拠点を置くスタートアップBoatsetter（ボートセッター）では、他の人のボートをレンタルできるので、ぜひ同社のサービスを利用してみてほしい。Biscayne Bay（ビスケーン湾）で物思いにふけりながらパドルを漕ぐ方がお好みなら、PADL（パドル）もお勧めである。このスタートアップは、パドルボートを普及させることを目的に最近マイアミに設立された。

マイアミはいつも楽しく、駆け引きに満ちているところだ。マイアミのテック業界における初期の起業家の1人で、事業売却に成功したManny Medina（マニー・メディナ）氏（同氏は2012年にデータセンター事業TerremarkをVerizonへ約1474億9770万円で売却した）は2013年、毎年開催のテック会議、eMerge Americas（イーマージ・アメリカズ）を始めた。この会議を通してマイアミは、北米と南米アメリカを繋げるテックの中心地としての地位を密かに確立してきた。2019年までに40カ国、400社から1万6000人以上の参加者が集まった。マイアミには町の中心部まで15分以内の場所に、世界的な規模の空港がある。この戦略的な地理配置や、空港への便利なアクセスは、他のほとんどの都市にない強みである。それでも疑問は残る。マイアミは新たなテックの中枢となり得るのか。

マイアミは、テックの中枢となるべく確かに正しい道を歩んでいる。マイアミの未来について強気な見通しを立てている投資家もいるが、まだ結論づけるには早すぎると慎重な投資家もいる。

マイアミで今、注目を集めているのはヘルスケア、プロップテック（不動産テック）、フィンテック、エルダーテック（高齢者を対象にしたテック）、物流などだ。注目に値する売却劇（イグジット）を紹介しよう。Chewyの買収（チューウィ、2017年に同社の約3529億4093万円の巨額買収額はeコマース市場の売却記録を塗り替えた）、資金調達に長けたYellowPepper（イエローペッパー）のVisa（ビザ）による買収（取引条件は未公開）、そして2020年の極めつけとして、2億ドル（約210億7110万円）のAscyrus Medical（アスサイラス・メディカル）と3200万ドル（約33億7138万円）のCareCloud（ケアクラウド）の買収がある。

今後買収される可能性のある企業にはNearpod（ニアポッド）、マジック・リープ、Ultimate Software（アルティメット・ソフトウェア）、シップモンク、CarePredict（ケアプレディクト）、MDLIVE（エムディーライブ）、 Papa（パパ）、Caribu（カリブ）、Brave Health（ブレイブ・ヘルス）、REEF（リーフ）などがある。さらにニューカマーにはUpsideHōm（アップサイドホーム）、HealthSnap（ヘルススナップ）、Domaselo（ドマセロ）、Secberus（セクべラス）、Marco Financial（マルコ・フィナンシャル）、Birdie（バーディー）、Kiddie Kredit（キディ・クレディット）、ConciergePad（コンシェルジュパッド）、そしてSustalytics（サスタリティックス）などが控えている。

マイアミは昔から、うなるほど金がある裕福な都市として知られてきた。しかし、これまで、その金は不動産のような、より安全で馴染み深い投資先に投入されてきた。思いつきで10万ドル（約1050万円）ものお金を投資して、それをどうでもいいことだと思うような投資家は現在でも滅多にいない。マイアミ地元の投資家の多くは投資先の選択に慎重で、取引に長けた、他の地域の投資家が投資したラウンドに追随して投資することを好む。そのため、地元の起業家たちは投資元を求めて、国中を駆け回らなくてはいけないといつも愚痴をこぼしていた。だが、今は、ベンチャーキャピタルから多くの資金がこの街に流れ込んできている。これまでよりも資金調達が容易になるに違いない。

マイアミの稀有な価値は、マイアミの人々と、その人々が持つ気質にある。マイアミには、物事を築きあげて成長させ、他者を受け入れるようとする気質を持った人たちがいるのである。「コミュティには歓迎ムードがあり、移住者のために喜んで時間を割いて対応してくれます。こんなにすばらしい歓待を私は今まで経験したことがありません」と、Quixotic Ventures（キクソティック・ベンチャーズ）のMark Kingdon（マーク・キングドン）氏はいう。ここ数年、新規移住者の歓迎を推進してきた団体組織には、Knight Foundation（ナイト・ファンデーション）、 Endeavor（エンドーヴァー）、Miami Angels（マイアミ・エンジェルズ、エンジェル投資を行うフロリダ最大のコレクティブ・インベストメント・ファンド）、リフレッシュ・マイアミ（スタートアップへ情報やイベントを提供し、コミュニティ作りを行う団体）、Venture Cafe（ベンチャーカフェ。週1回開催のイノベーター向け教育プログラム）、500 Startups（ファイブ・ハンドレッド・スタートアップス）やThe Venture City（ザ・ベンチャー・シティ）などがある。

マイアミでは、スペイン起源のコーヒー文化が残るように、この地の多様性は文化に深く浸透している。地元のテックコミュニティはこれまでどおり、今後もマイアミのテック業界の最前線で、多様性、インクルージョン、男女平等を守り抜いていく決意をしている。最近のMiami Tech Manifest（マイアミ・テック宣言）は地元コミュニティのメンバーが草案した。この宣言は、マイアミのテック業界が世界に対して、物事に向き合う自分たちの姿勢を示したものである。女性が世界を動かすにはまだ至っていない（議論の余地があるものの）。しかし、少なくともマイアミのテック業界では女性が大きな原動力となっており、マイアミに多くの人材を呼び込んでいる。

マイアミのテック業界はまだ世界へ飛び立とうとしている時期にあり、地元の企業や新興企業がこれまでの主要なテックハブの間違いや失敗から学び、別のやり方で発展していく余地がある。多くの人にとって夢とは、現在同地のテックコミュニティが目標と掲げ、築きあげようとしている「すべての人のためのマイアミ」を維持しながら、同時にサンフランシスコやニューヨーク市のような経済的な繁栄を享受することだ。

画像クレジット：Bryce Durbin / TechCrunch

【原文】

Miami has long been a refuge for those escaping the cold or Latin American countries in political and economic turmoil. But, in 2020, it welcomed investors, founders and others in tech leaving San Francisco and New York City, partly propelled by the pandemic, seeking a welcoming government, lower taxes, a decent climate, less expensive housing, a dynamic lifestyle and the type of diversity that’s proven to help companies thrive.

Investors are bullish on Miami, TechCrunch found. In a survey with eight local investors, they point out the strengths and opportunities of the growing market.

Moving the needle, Marcelo Claure, CEO of SoftBank and long-time Miami advocate, announced a $100 million fund dedicated solely to startups based in Miami or those planning on moving here.

For many, the dream is that Miami comes to enjoy the economic prosperity of places like San Francisco and New York City while maintaining the current tech community’s focus on building a Miami for all.

“Miami is quickly evolving to accommodate increasing demand as it becomes a growing startup destination. From emerging ‘elder tech’ to biotech, Miami is an attractive investment market that offers unique opportunities for immigrants and minorities to pursue entrepreneurship opportunities,” Claure told TechCrunch just before making the funding announcement.

Claure knows the potential of Miami tech firsthand. In 1997 he founded Brightstar, a global wireless company. In 2013, SoftBank purchased a majority stake in the company for a cool $1.26 billion. His brother Martin is a tech entrepreneur too, and currently the founder and CEO of Aprende Institute, a Miami-based Spanish language skills retraining startup.

Miami has served Claure well, so it’s no surprise he and SoftBank believe so vehemently in the region.

“At SoftBank, we invest in technology-focused companies in various sectors — from fintech, to agritech, to education,” Claure said. “[SoftBank] invests in the entrepreneurs and companies that are leading the digital transformation of these sectors. Over the last year, we’ve recognized a dramatic shift in where these entrepreneurs call home. For years it was mainly Silicon Valley and New York City — today, it’s also Austin, Dallas and (of course) Miami. Due largely to the tireless efforts of Mayor Suarez, Miami has been positioned at the forefront of innovation and the tech industry.

“Many of the businesses we’re seeing pop-up in Miami are natural fits for what we’re looking to invest in,” Claure said. “Through our Latam Fund, we invest in companies focused on the Latin American region. In an effort to address the long-standing diversity and inclusion issues within the VC community, we also launched a $100 million Opportunity Fund, focusing on companies founded by Black, Latino and Native American entrepreneurs. So far, we’ve evaluated over 700 companies and have made ~20 investments totaling $20 million. These investments span multiple sectors (healthcare, SaaS, fintech, gaming and more) — sectors we’ve seen growing in Miami.”

2020

In 2020, Miami saw about $1.9 billion pour into the region, up 21x from 2010, which brought in about $89.5 million, according to Crunchbase data. While 2020 was a great year and with some standout deals: REEF Technology raised $700 million, ShipMonk drew in $290 million, and Magic Leap brought in another $350 million, it didn’t quite beat 2019’s record-breaking $2.39 billion that flowed into South Florida-based startups. While in 2010, only 12 companies in Miami raised outside funds, by 2020, we saw that number jump to 70, signaling a healthy amount of tech entrepreneurship in the area.

While the pandemic and remote work may have jolted the first movers, Miami Mayor Francis Suarez’s off-the-cuff response to a tweet suggesting Silicon Valley be relocated to Miami seemed to get the flywheel going. “How can I help?” he put out into the universe. And the universe responded with a flurry of inquiries about tech life in Miami.

Refresh Miami, the largest tech nonprofit in the state boasting 11,000 members, spent the holidays putting together a “New To Miami Guide,” which aims to answer everything from “Where should my kids go to school in Miami?” to “What are some of the best co-working spaces?”

Some new residents might be testing the waters while living the nomadic life, but many others have bought property, set up shop and started the recruiting process — both for their next startup but also to ensure their friends are here, too.

Miami’s recent story can’t be told without the inclusion of Keith Rabois, a partner at Founders Fund and a member of the PayPal mafia who flagrantly left San Francisco. Rabois made an equally notable splash in Miami with the purchase of a $29 million Miami Beach mansion that includes a saltwater aquarium so big it requires a scuba diver to maintain. Since moving to Miami, he has become one of the most vocal and ardent recruiters for Miami tech’s future. He cryptically announced on Twitter that he’s started a Miami-based company and is hiring, though he hasn’t publicly disclosed what the company does or will do.

Other big names include the finance heavyweight Blackstone, who recently announced their new office in Miami, providing 215 tech jobs. They’ve already signed on some local talent, according to a source. Then, of course, there’s Plug and Play, the Silicon Valley global innovation platform and investor who announced last week it will be opening a location downtown. But some other VCs who have recently relocated are doing what great VCs do best: seizing on an early opportunity that not quite everyone believes in yet. Those include Jon Oringer of Shutterstock, David Blumberg of Blumberg Capital, Chris Dixon of Andreessen Horowitz, David Goldberg of Alpaca, whose portfolio includes ClassPass and ClassWallet, Maya Baratz Jordan of FFNY, Alexandra Wilkis Wilson, known for co-founding both Gilt and Glamsquad, and Laura González-Estéfani, a Facebook vet who moved here four years ago to open TheVentureCity, an accelerator and venture fund with a Miami HQ, but that also has offices in San Francisco and Madrid.

Why Miami

The pandemic has pushed many to rethink what they want out of life. And is work, an exorbitantly priced microapartment and poor governance enough?

Miami is international, diverse and multilingual, with English and Spanish being the dominant languages within the business sectors. Many are attracted to the city’s cosmopolitan style and sophisticated art and culture scene, culminating with Art Basel Miami Beach every December. You can find virtually every major restaurant from New York to London here, but the Miami locations usually include ample outdoor seating. The architecture is second to none, with buildings by the famed Zaha Hadid, Arquitectonica and landscaping by Raymond Jungles. While the Broadway play “Hamilton” was doubly sold out in New York City and London, you could catch the show for a fraction of the price at the Adrienne Arsht Center. Some people I know went twice.

Many say Miami — and any other coastal city — is best experienced from the water. Well, don’t let the fact that your custom-built megayacht hasn’t arrived yet stop you from getting that glowing tan. Miami-based Boatsetter, a startup that lets people rent other peoples’ boats, has a fleet waiting for you. Or perhaps you’d rather go for a meditative paddle on Biscayne Bay; you could use PADL, the recently launched Miami startup that aims to be the paddleboarding industry’s Lime.

Miami has always had fun and games. Still, in 2013, Manny Medina, one of Miami’s early tech entrepreneurs with a successful exit (he sold real-estate-turned-data center Terremark to Verizon for $1.4 billion in 2012), launched eMerge Americas, an annual tech conference. It unofficially established Miami as a tech hub that connects the Americas. By 2019, the event attracted more than 16,000 attendees from 400 participating companies and more than 40 countries. With a world-class airport within 15 minutes of the city center, few other cities can compete with Miami’s strategic geographic location and easy access. But the question remains: Can Miami become another great tech hub?

It’s certainly headed in the right direction, and some investors are bullish on the market while others, who are more cautious, think it’s too soon to say.

Miami’s hot sectors include healthcare, proptech, fintech, elder tech, logistics and edtech. Exits to know include Chewy (whose $3.35 billion exit in 2017 resulted in the largest e-commerce sale to date), the well-funded YellowPepper acquisition by Visa (terms not disclosed), and 2020’s darlings include Ascyrus Medical, which went for $200 million and CareCloud for $32 million.

Those still on the runway include Nearpod, Magic Leap, Ultimate Software, ShipMonk, CarePredict, MDLIVE, Papa, Caribu, Brave Health and REEF, among others. Then, there’s the new kids on the block, such as UpsideHōm, HealthSnap, Domaselo, Secberus, Marco Financial, Birdie, Kiddie Kredit, ConciergePad and Sustalytics.

Miami has long been known as a wealthy enclave bursting at the seams with money. Still, historically, that money has gone into safer and more traditional investments such as real estate. The notion of writing a $100,000 check for an idea and then forgetting about it is still very rare. Many local investors tend to be slower to move and often still prefer the round being led by an outsider who has experience vetting deals, a common complaint by local founders who find themselves seeking funding across the country. But with more VC money in town now, smart capital should be more accessible.

That being said, one of the main things the area has going for it, and which can’t be replicated, is its people and their propensity to build, grow and welcome others. “The community is super welcoming and always has time for new people; it’s wonderful and not something I’ve ever experienced before,” said Mark Kingdon of Quixotic Ventures. Organizations that have catalyzed the movement over the years include the Knight Foundation, Endeavor, Miami Angels (Florida’s largest angel investment collective), Refresh Miami (an organization that provides startup news, events and creates community), Venture Cafe (a weekly gathering with educational programming for innovators), 500 Startups and The Venture City.

While Miami’s diversity is as ingrained in the culture as the cafecito breaks, the local tech community has been, and continues to be, adamant about putting diversity, inclusion and gender equity at the forefront of Miami tech. In a recent Miami Tech Manifesto, drafted up by community members themselves, Miami tech told the world how things would continue to work around here. Women may not run the world yet — it’s debatable — but it’s fair to say they run Miami tech, and they are bringing everyone else with them.

Miami tech is in a nascent phase to the outside world, and it allows the locals and newcomers to learn from major tech hubs’ mistakes and decidedly do things differently. For many, the dream is that Miami comes to enjoy the economic prosperity of places like San Francisco and New York City while maintaining the current tech community’s focus on building a Miami for all.

（文：Marcella McCarthy、翻訳：Dragonfly）

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マイアミビーチ - Wikipedia

マイアミ市とは別市であるが橋でつながり、通称マイアミと呼ばれることもある。 マイアミ東沖合の砂洲状の土地を埋め立てて造成され、ホテルや住宅が建てられて1915年に成立した。フロリダ半島南部にあり、熱帯気候のためリゾートとして人気を呼んだ。

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負けられない 対 サクラメント・キングス戦 ピックアップ 可能性あり 負けられない ウォリアーズに敗れ３連敗中のヒート。 前半戦を勝率５割で折り返したかったのですが11-17とその望みも絶たれてしまいました。 しかし、まだまだ試合は続きます。 少しでも良い形で前半戦を終えたいところ。 まずはサクラメント・キングス戦。 確実に勝利したい一戦ですが長いロードの５試合目、しかもバックトゥバックでの試合となります。 なかなかタフですね…。 前の試合ではチーム初の２試合連続トリプルダブルを達成しつつもフリースロー獲得がゼロだったバトラーはこの試合どんなパフォーマンスを見せるのか。 コロナのプロトコルから…

マイアミ市長、「最も革新的な仮想通貨法を検討」＝フォーブス - Crypto Currency Community ...

米マイアミ市長のフランシス・スアレス氏は、7日に公開されたフォーブス誌のインタビューで、同市をワイオミング州やニューヨークのように、仮想通貨やブロックチェーンフレンドリーな都市にしたいと語った。 •••続きを読む

マイアミ・ヒート vs サクラメント・キングス | 試合予想 - ザ・ブックメーカーズ

オリニクはここ3試合試合連続で3pが決まっていません。また、ここ2試合は出場時間が減っています。今日の延長戦でもイグダラに出場時間を譲っていました。パフォーマンスとしても3pのシュートタッチが悪く、ゴール下も外すなどイマイチです。延長戦の終盤でサイドラインからボールを入れる役として出ましたが。5秒バイオレーションをくらってました。これらのことから、連戦となる明日も出場機会が減らされると考えます。いつも通り30分近く出場すれば、3pアテンプトも増えて、このラインを超えてくると思いますが、最近の状況を鑑みてunder予想です。…

マイアミ国際空港 → モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港 飛行機時刻表 - Navitime ...

マイアミ国際空港(mia)-モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港(yul)のフライト情報（ 時刻表 / 発着空港情報 / 航空会社 / 便名 / 出発時刻 / 到着時刻 / 飛行時間 / 機材 など ）を掲載。格安な航空券を24時間オンライン予約・購入できます。

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JA8772さんが、2000年01月30日にマイアミ国際空港で撮影したVenezuela - Air Force Lockheed C-130 Hercules 4224の航空フォトです。

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