DataRobot、AIコンプライアンスの日本語文書作成機能を公開
今回は「DataRobot、AIコンプライアンスの日本語文書作成機能を公開」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
米DataRobotは12月15日、企業が作成した人工知能(AI)モデルに関する日本語のコンプライアンスドキュメントを作成、付与する機能を公開した。AIの管理とガバナンスの強化を支援する。
この機能では、DataRobotのサービスあるいは同社以外の方法(「Python」「R」「SAS」など)で構築されたAIモデルを登録すると、例えば、エグゼクティブサマリーとモデルの概要、モデルデータの概要、モデルの理論的なフレームワークと手法、モデルのパフォーマンスと安定性といったコンプライアンスドキュメントを自動的に作成、付与する。米国銀行業界のAIモデルのリスク管理に関するガイダンス「Federal Reserve System SR 11-7」に対応するドキュメントも自動構成する。
企業でAIモデルの開発、利用が進み、同社は規制が厳しい業界などで、AIモデルが意図したビジネス目的に対して適切であることや、モデルが概念的に健全であることなどを証明すること求められるようになったと説明する。
日本でも2019年に内閣府の「人間中心のAI社会原則」、2021年に金融庁が「モデル・リスク管理に関する原則」、2022年に経済産業省が「AI原則実践のためのガバナンス・ガイドライン ver. 1.1」をそれぞれ発行済み。AIモデルを開発する日本企業に、透明性のあるAIモデルのガバナンスとコンプライアンスが強く求められるため、新機能で日本語によるドキュメントを作成できるようにした。