スキルを高めて出世のチャンスを広げる5つの方法
今回は「スキルを高めて出世のチャンスを広げる5つの方法」についてご紹介します。
関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
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キャリアの頂点を目指す人が歩む道のりは険しい。労働市場の競争は激しく、今後は仕事の自動化も進むため、他の人よりも一歩抜きんでるのはますます難しくなっていく。
強みを身に付けるには、経験を積み重ね、能力を磨いていく必要がある。では、スキルを磨くために最適な方法は何だろうか。この記事では、5人のビジネスリーダーに話を聞いた。
Heinekenの戦略・インサイトに関するグローバル責任者を務めるLao Luna氏は、スキルを磨く最良の方法は、新しいことに挑戦することだと述べている。「私たちはいつも、新しいことをしたり、新しい役割を担ったりすることは、能力を伸ばし、経験を積むために、トレーニングコースを受講するよりも役に立つと言っている」とLuna氏は言う。
Heinekenはグローバルな大企業であり、従業員の能力開発を支援するためのさまざまな制度が用意されている。
Luna氏は、「もちろん当社は、さまざまな形のトレーニングを用意しており、従業員は、多彩なリソースを使って学び続けられるようになっている」と述べた。「また、さまざまな階層のさまざまな役職に役立つコーチングプログラムも提供している」
しかしLuna氏は、こうした機会があっても、安全地帯の外に踏み出して、新しいことを試してみることに勝るものはないと語った。
「私は、能力を伸ばすためにはリスクを取ることが非常に重要だと考えている」と同氏は言う。「実際に飛び出して、経験に学ぶべきだ」
TravelexのアシタントバイスプレジデントであるMayank Goswami氏は、会社が用意したコースやトレーニングも重要ではあるものの、能力を伸ばせるかどうかは、従業員個人にかかっている部分が多いと述べている。
「私の考えでは、重要なのは自分で学ぶことだ」と同氏は言う。「誰かがわざわざ何かを教えてくれることはないし、誰かが代わりに学んでくれることもない。自分で学び、自分で物事のやり方を知る必要がある」
Goswami氏は、特にIT業界では、プロフェッショナルとしての能力を自分で高めていく必要があると話した。
「技術革新のペースは非常に速く、人材を育成しても、2年後には状況が変わり、新しい技術が登場して、またそれに対応し始めなくてはならない」