NEC、ファイルサーバー管理ソフト「NIAS」の最新版発売–大規模管理機能など強化
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NECは7月23日、ファイルサーバー統合管理ソフトウェア製品の最新版「NEC Information Assessment System(NIAS) V5.2」を発売した。セキュリティ対策や大規模管理のための機能を強化している。
セキュリティ対策関連の機能は、アクセス権や個人情報検出(オプション)を強化した。アクセス権関連では、対象パス配下のフォルダーやファイルのアクセス権について、CSVファイルでエクスポートを行い、CSVファイル上で権限の変更や修正などを行ってインポートすることで、権限の設定を一括で容易に反映できるようにしたほか、アーカイブ領域のアクセス権を同期可能とし、管理対象のファイルサーバーとアーカイブ領域配下のアクセス権の乖離が生じないように権限を維持できるようにしている。
個人情報検出では、従来の「氏名」「住所」「メールアドレス」「電話番号」「「マイナンバー」「クレジットカード番号」に加え、「生年月日」を含むファイルを検出可能とした。スラッシュ区切りやドット区切りの西暦や和暦(M/T/S/H/R。漢字などダブルバイト文字は不可)のデータを検知できる。また、任意の文字列の検出を除外できるようにもした。
大規模管理では、「Active Directory」の最大管理単位である「フォレスト」として、従来の同一フォレスト内だけではなく、別フォレストのドメインの連携や管理に対応した。これにより、企業の統廃合などでActive Directoryのドメイン関係が複雑化した際の簡素を効率化できる。