バイオテックの巨大インキュベーター「Bakar Labs」、カリフォルニア大学に誕生

今回は「バイオテックの巨大インキュベーター「Bakar Labs」、カリフォルニア大学に誕生」についてご紹介します。

関連ワード (Bakar Labs、インキュベーター、カリフォルニア大学、カリフォルニア大学バークレー校等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


独自のインキュベーターとアクセラレーターを運営するなど、州内のスタートアップエコシステムを育んできたカリフォルニア大学。このたび、同大学はバークレー校に巨大なインキュベーター「Bakar Labs(バカールラボ)」を開設することになった。年間80ものスタートアップ企業に、大学の施設やネットワークへのアクセスを提供する場となる。

かつてバークレー美術館だった美しいブルータリスト様式のWoo Hon Fai Hall(ウー・ホンファイ・ホール)に設置されるBakar Labsは、大学内で継続的に行われている分野を横断した取り組み「Bakar BioEnginuity Hub(バカール・バイオエンジニティーハブ)」の一環という位置づけで、大学全体で起業活動を管理しているQB3(キュービースリー)によって運営される。従来バークレー校で行われていたバイオテクノロジーに特化した小規模なプログラムは廃止されることになる。

Bakar Labsは、アクセラレーターのように製品の適合性やチームの構築などのカリキュラムを提供するのではなく、世界的な研究機関であり、優れた教授陣と豊富なリソースを有するバークレー校の最高のシステムをふんだんに提供する。インキュベーター内の企業は、それらを(限定的に)利用することができる。

Bakar Labs内の研究室のイメージ(画像クレジット:UC Berkeley)

このハブは、安価なオフィスや研究室、そして前述の豊富なリソースを提供することで、世界中の創業者を誘致できるように計画され、参加条件にバークレー校との提携は含まれていない。生命体を集め、たくさんの栄養を与えて成長を見守る、まさしくインキュベーター(培養器)だ。

財源にも比較的手間のかからないアプローチが採用されている。参加する企業はラボの利用料を支払うだけで、バークレー校やその関連施設に出資したり、それらが優先権を得たりする契約はない。QB3の担当者によると、提携するVCファンドを通じて投資が行われる可能性はあるが、プログラムに組み込まれているわけではない、とのことだ。

また、バークレー校の別の起業プログラムである「Skydeck(スカイデッキ、バイオテック分野の内外で高い評価を得ている企業を輩出している大学の起業プログラム)」との関連もない。Bakar Labsの企業選考を支援するチームは、Skydeckの応募者選考もサポートしており、今後は友好的に住み分けることになりそうだ。

エントリーに際しては、企業のポテンシャル(ビジネスと科学の両方)が審査されるものの、具体的な要件や優遇措置は柔軟に対応されることになるだろう。Bakar Labsのマネージング・ディレクターであるGino Segre(ジーノ・セグレ)氏は「企業は、買収や金稼ぎよりも、もっと多くのことを考えて欲しい」と説明する。

同氏からのTechCrunchへのメールには次のように記載されている。「私たちは、人々の健康を向上させることを目的とし、利益の出るビジネスモデルを追求するという、二重の目的を持つチームの応募を奨励します。起業家精神があれば大丈夫です」「すでに、治療薬、診断薬、研究ツール、フードテック、アグテックに関心が集まっています」。

「2~15人で、少なくとも6カ月間の運転資金を持ち、プログラムを進めるために研究室を必要とする革新的な技術にてこ入れしようとしているチームが最も理想的です」と彼は続ける。Bakar Labsの利用には期限はないが、数年経てば起業に成功したかどうかは自ずと知れる。スタートアップ企業が資金を調達して、自社のオフィスや研究室に移ることが理想だが、それが可能になるまでは、ガレージや貸し会議室よりもこのインキュベーターの方がはるかに優れているだろう。

カリフォルニア大学のCarol T. Christ(キャロル・T・クライスト)学長は、バークレー校のニュースリリースで次のように述べる。「やる気にあふれ、変化を起こそうとする学生や教員、私たちの強力な研究機関、そして利益よりも社会的利益を最大化するイノベーターのコミュニティが結集する場として、Bakar BioEnginuity Hubには大きな期待を抱いています」。

自分の会社(あるいは、今、予備のベッドルームで営業しているルームメイトの会社)にぴったりだと思ったら、ここから応募してみてはどうだろうか。

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画像クレジット:UC Berkeley


【原文】

The University of California has always embraced the startup ecosystem in the state, including running a few of its own incubators and accelerators. Now Berkeley will have a huge new incubator of its own, Bakar Labs, which will host as many as 80 young companies a year and provide access to university facilities and networks.

Hosted at the lovely brutalist Woo Hon Fai Hall, formerly the Berkeley Art Museum, the incubator is just part of the greater Bakar BioEnginuity Hub, an ongoing cross-disciplinary initiative within the university. It will be run by QB3, a pan-UC organization that organizes entrepreneurship efforts, and replaces a much smaller biotech-focused program at Berkeley.

Rather than provide a set curriculum of achieving product fit, building the team and so on that you might find at an accelerator, Bakar Labs will be more of a benevolent host with all the best toys. Berkeley is of course a world-class research institution with an enviable faculty and extensive resources — and those in the incubator will have (limited) access to them.

Startups need not be affiliated with Berkeley in any way — the hub is hoping to attract founders from all over the place with its promise of inexpensive office and lab space and the aforementioned extensive resources. The term “incubator” seems apt for both the topic and the method — bring in the organisms, provide plenty of nutrients and watch them grow.

Artist’s impression of what a lab space in Bakar will be like. Image Credits: UC Berkeley

The relatively hands-off approach applies to funding as well. Companies will pay for their places at the Labs, but there’s no contract to sign over equity or first rights to Berkeley or its associated organs. A QB3 representative explained that investments may still occur, through an affiliated VC fund, but that it’s not baked into the program.

There’s no connection with Berkeley’s Skydeck, another university entrepreneurship program that has produced some highly valued companies in and out of biotech. The team that will be helping select companies for Bakar Labs helped Skydeck with its biotech applicants, so it seems going forward like there will be a friendly bifurcation of streams.

As for entry, companies will be judged on their potential (both business and scientific), but the exact requirements and preferences will no doubt be flexible. Managing director of Bakar Labs Gino Segre explained that they would hope a company has more on its mind than either a buyout or a big paper.

“We encourage teams with a double bottom line to apply — they aim to better human health and are pursuing a profit-driven business model. Entrepreneurship for good,” he wrote in an email to TechCrunch. “We are already seeing interest in therapeutics, diagnostics, research tool, foodtech and agtech.”

“The strongest teams will be two to 15 people, with operating capital for at least 6 months, and are leveraging an innovative technology for which a lab is required to advance their program,” he continued. There’s no limit on how long startups can stay, but after a couple years you might wonder whether there’s been a failure to launch. Ideally the startup raises money and moves to its own office and lab, but until that’s an option the incubator would be far superior to garages and temporarily vacated conference rooms.

“The Bakar BioEnginuity Hub holds enormous promise as a space for mobilizing our vibrant changemaking students and faculty, our powerful research enterprise, and a community of innovators who will maximize societal benefit over profit,” said UC Chancellor Carol T. Christ in a Berkeley news release.

If this all sounds like a good match for your company (or maybe your roommate’s, currently operating out of the spare bedroom), head over here to apply.

(文:Devin Coldewey、翻訳:Dragonfly)

COMMENTS


38412:
2021-06-03 23:39

インキュベーターはまだ読んでないから助けられないぬ

38406:
2021-06-03 23:37

さぁ叶えてよ。インキュベーター

38404:
2021-06-03 22:42

ええ、絶対にお前の思い通りにはさせない。キュゥべえ……いいえ、インキュベーター

38403:
2021-06-03 21:08

ねぇ、さやかちゃんを私のものにしたいの、叶えてよインキュベーター!!

38410:
2021-06-03 17:22

コラボLINEスタンプ5月 いちばん沢山送られていたのは千歌ちゃんの「もうダメ…」でした! 3位のインキュベーター!…どういう状況で使ったのか教えて欲しいです? c…

38409:
2021-06-03 17:22

毎日朝晩、インキュベーターを覗いていたのですが、遂に! インドホシガメ (セイロンホシガメ) 2021年6月2日 ようやく生まれました!

38413:
2021-06-03 14:58

【定期】私についての説明よ。基本はまどかだけれど、気まぐれで一時的にキャラが変わる事があるわ。 ほむら、さやか、マミ、杏子、ごまどか、志筑ひとみ、たっくん、インキュベーター、ほむ夫、ホスト こんな感じで変わる事があるかもしれないわ。

38405:
2021-06-03 14:53

さあ!叶えてよ、インキュベーター!!

38408:
2021-06-03 13:01

バイオテックの巨大インキュベーター「Bakar Labs」、カリフォルニア大学に誕生 | TechCrunch Japan

38411:
2021-06-03 10:08

マギカチャレンジ! マミ さやか 杏子 × × ○ しーっ!インキュベーターに気付かれてしまうのです!indanmaker ???

38414:
2021-06-03 08:55

きうべえ、お前ご理解不可。これが心 of 心。希望越えフレア、心ガクリ越え深み……。これが……「愛」……!!!!! (あなたには理解できるはずもないわね、インキュベーター。これこそが、人間の感情の極み、希望よりも熱く、絶望よりも深いもの…愛よ)

38407:
2021-06-03 05:38

ちょっと、インキュベーター!何よこのクソ釘!?右打ちで保留貯まらなさ過ぎよこれ!上皿すぐに無くなっちゃったわよ!

38402:
2021-06-03 02:51

あなたには理解できるはずもないわね、インキュベーター。これこそが人間の感情の極み、希望よりも熱く、絶望よりも深いもの、愛よ。

38415:
2021-06-03 02:01

インキュベーター(キュゥベぇ)の言ってることは全部正論だし普通にわかるんよな うん てか感情ないねんからその鬼畜具合は仕方ないっちゃ仕方ないよな

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