自動車販売・買取のIDOM、CRMシステム刷新でセールスフォースを大規模採用
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中古車販売・買取の「ガリバー」を展開するIDOMは、CRMシステムの刷新に伴いSalesforceのCRMプラットフォームを全面的に導入した。セールスフォース・ジャパンが発表した。
今回、IDOMが導入したのは、「Salesforce Service Cloud」「Digital Engagement」「Linghtning Platform」「Heroku」の4つのサービスになる。さらに、自動車業界向けソリューション「Automotive Cloud」と自律型AIエージェント「Agentforce for Service」の導入も見据えており、その検証を進めているという。
IDOMは、CRMの強化において(1)顧客接点の統合、(2)データ活用による迅速な対応、(3)業務効率化と生産性向上――の3つの課題を設定。顧客の車探しや売却の手続き、代車の貸出しといった多岐にわたる顧客接点を統合し、効率的でシームレスなサポートの提供を目指したほか、従業員と顧客とのやりとりのデータ化による対応迅速化と顧客ニーズの即時理解の実現、業務の各ステップにデジタル化による作業効率の最大化を目指した。
同社は、SalesforceがCRM領域で世界的な導入実績を持つこと、柔軟性と拡張性、高可用性、費用対効果があることを評価し、採用を決定したという。期待する効果は、Salesforce Service CloudやDigital Engagement、Lightining Platformにより「LINE」ミニアプリを用いた来店予約や商談内容など、リアルな接客で得られた情報の一元的なデジタル管理を通じた成約率改善や接客時の顧客体験のさらなる向上の実現などを挙げている。
さらに、導入を視野に入れたサービスについては、Automotive Cloudでは、成約後を含む顧客のカーライフ全般に渡って顧客が望むサービス提供があり、自動車保険や保証の提案、納車、車検、整備などでの顧客体験の向上を見込む。Agentforce for Serviceでは、、ウェブサイト上の問い合わせなど顧客接点の24時間対応を可能にすることなどを見据えているという。