専門商社の蝶理、化学物質管理ソリューションを採用–法規制への迅速な順守図る
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蝶理は、化学物質管理ソリューション「SAP S/4HANA for Product Compliance」を採用した。SAPジャパンが発表した。
蝶理は、繊維・化学品・機械など異なる分野の商品をグローバルに展開する複合型専門商社。環境に配慮した商材の展開、コンプライアンスを徹底した調達・輸出管理、業務の適正化を確保する体制整備など、サステナビリティーを意識した経営を進めているという。
S/4HANA for Product Complianceは、基幹システム内で自社の化学品情報や化学物質に関する最新の規制情報を保持する。これにより、各国・地域・グローバルにおける正確な化学物質の分類や、調達、製造、販売、物流といった各ビジネスプロセスにおける化学物質観点でのゲートチェックを可能にする。
また、同ソリューションを利用することで、メーカーではない企業でも法対応に必要な各国/地域別・多言語のSDS(安全データシート)や製品ラベルを、基幹システムのデータと連携しながら作成できる。これにより、現行や将来施行される法規制を迅速かつ効率的に順守でき、統制と生産性を向上させることが可能となる。
化学製品の輸出業務を行っている蝶理は、化学物質管理業務の迅速な対応や効率化を実現するため、今回の採用を決定した。同社は、クラウド統合基幹業務システム(ERP)「SAP S/4HANA Cloud」の導入も進めており、基幹システムのビジネスプロセスとひも付けて使えることが採用の決め手になったという。