NTT東西、固定電話のIP網移行を2024年1月1日から正式実施
今回は「NTT東西、固定電話のIP網移行を2024年1月1日から正式実施」についてご紹介します。
関連ワード (ネットワーク等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
NTT東日本とNTT西日本は12月14日、固定電話のIP網への移行作業を2024年1月1日から順次実施すると発表した。契約者側での手続きや工事などは必要ないとしている。
固定電話のIP網移行は、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN、いわゆる固定電話)をIPベースに切り替えるもの。NTT東西は、2010年から順次この移行関するスケジュールや影響などを公表し、移行開始を2024年1月1日からとしていた。今回の発表により、IP網への移行が予定通り実施されることになる(関連記事)。
固定電話のIP網への移行により、今後は固定電話および公衆電話から固定電話への通話料金が全国一律の体系(携帯電話への発信は対象外)になる。一方で、「短縮ダイヤル」など幾つかのサービスが終了になる。
移行についてNTT東西は、(1)契約者が利用中の電話番号と電話機を引き続き利用できる、(2)切替工事中に通話や通信の切断が起きない、(3)料金体系が切り替わるタイミングをまたいだ際の通話の料金は通話終了時点の料金体系に基づいて課金――と説明している。また、今回の移行に便乗する悪質な販売行為などへの注意も呼び掛けている。
地域ごとの各種の切替時期は都道府県によって異なり、NTT東西では最終的な切替えを2024年1月31日未明頃としている。