IPOを控えたソフトバンク出資のインド発ホテルチェーン「Oyo」にマイクロソフトが出資
今回は「IPOを控えたソフトバンク出資のインド発ホテルチェーン「Oyo」にマイクロソフトが出資」についてご紹介します。
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本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
今週明らかになった規制当局への提出書類によると、Microsoft(マイクロソフト)はインドの格安ホテルチェーン「Oyo(オヨ)」に500万ドル(約5億5000万円)を出資した。この投資は、7月のTechCrunchのスクープを裏付けるものだ。
この新たな投資によりOyoの評価額は96億ドル(約1兆540億円)となり、インドのスタートアップである同社が2019年に行った前回の資金調達ラウンドでの暗示的な企業評価、100億ドル(約1兆980億円)をわずかに下回っている。パンデミックの影響でビジネスを大幅に失ったこのスタートアップは、最大の投資家のひとつであるソフトバンクから、最近の四半期ではわずか30億ドル(約3295億円)と評価されていた。
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TechCrunchは以前、この戦略的投資により、OyoがMicrosoftのクラウドサービスの利用にシフトする可能性もあると報じた。この件に詳しい2人の情報筋によると、同社は2021年後半にIPOを申請する予定だという。
インドで最も価値のあるスタートアップ企業の1つであるOyoは、近年、東南アジア、欧州、米国など多くの市場に積極的に進出している。しかし、「有害なカルチャー」、ガバナンスの欠如、多くのホテルオーナーとの関係など、いくつかの失策がその成長を傷つけた。
同社がホテルオーナーとの関係を改善すると誓約した矢先、パンデミックが発生した。それを受けてOyoは成長を減速し、世界各国でロックダウンが実施される中、2021年3月には世界で数千人の従業員を解雇した。
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Ritesh Agawal(リテシュ・アガーワル)CEOは2021年7月、パンデミックは創業7年のスタートアップである同社をサイクロンのように襲った、とBloomberg TVに語っていた。「何年もかけて作り上げてきたものが、たった30日の間に60%以上崩壊しました」と同氏は語り、株式市場への参入については何も決断していないと付け加えた。
Airbnbが支援するOyoは、銀行に7億8000万〜8億ドル(約856億〜878億円)の残高があり、全事業の支出を毎月400万〜500万ドル(約4億4000〜5億5000万円)に削減したと、アガーワル氏は最近のバーチャルカンファレンスで述べた(2020年12月時点で同社の預金残高は約10億ドル[約1098億円]だった)。
7月、アガーワル氏が上記のカンファレンスでコメントした後、Oyoは負債によって6億6000万ドル(約725億円)を調達したと発表した。本件に詳しい関係者によると、その借金は以前の負債の返済に充てられたという。
2社間の取引が実現すれば、Microsoftにとってインドのスタートアップへの最新の投資になる。同社はこれまでにも、ニュースアグリゲーターと短編ビデオプラットフォームのDailyHunt(デイリーハント)、eコマースの巨人Flipkart(フリップカート)、物流SaaSのFarEye(ファーアイ)など、南アジア市場のスタートアップをいくつか支援してきた。
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画像クレジット:Akio Kon / Bloomberg / Getty Images
【原文】
Microsoft has invested $5 million in Indian budget hotel chain Oyo, according to a regulatory filing this week. The investment confirms a TechCrunch scoop from last month.
The new investment values Oyo at $9.6 billion, only slightly below the $10 billion implied valuation from the Indian startup’s previous financing round in 2019. The startup, which lost significant business to the pandemic, was valued at just $3 billion in recent quarters by SoftBank, one of its largest investors.
TechCrunch reported earlier that this strategic investment may also involve Oyo shifting to use Microsoft’s cloud services. The company is planning to file for an IPO later this year, according to two people familiar with the matter.
Oyo, which is one of India’s most valuable startups, has aggressively expanded to many markets, including Southeast Asia, Europe and the U.S. in recent years. But some of its missteps — “toxic culture,” lapse in governance and relationship with many hotel owners — have scarred its growth.
Just as the startup was pledging to improve its relationship with hotel owners, the pandemic arrived. In response, Oyo slowed its growth and laid off thousands of employees globally earlier this year as nations across the world enforced lockdowns.
The pandemic hit the seven-year-old startup like a “cyclone,” CEO Ritesh Agarwal told Bloomberg TV last month. “We built something for so many years and it took just 30 days for it drop by over 60%,” he said, adding that the firm had not made any decision on exploring the public markets.
Airbnb-backed Oyo had between $780 million to $800 million in its bank, Agarwal said at a virtual conference recently, and had pared its “monthly burn” across all businesses to $4 million to $5 million. (The startup had about $1 billion in the bank in December 2020.)
Last month — after Agarwal’s remarks at the aforementioned conference — Oyo said it had raised $660 million in debt. That debt was used to pay off the previous debt, according to a person familiar with the matter.
If the deal between the two firms materializes, it will be Microsoft’s latest investment in an Indian startup. The firm has backed a handful of startups in the South Asian market, including news aggregator and short-video platform DailyHunt, e-commerce giant Flipkart, and logistics SaaS firm FarEye.
(文:Manish Singh、翻訳:Aya Nakazato)
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