イセトー、開発プロセス効率化で「Red Hat OpenShift on IBM Cloud」活用
今回は「イセトー、開発プロセス効率化で「Red Hat OpenShift on IBM Cloud」活用」についてご紹介します。
関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
情報処理サービス、コンピュータ用紙の製造・販売、システム機器の開発・販売を事業の柱とするイセトーは、開発プロセスの大幅な効率化と、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進のため、「Red Hat OpenShift on IBM Cloud」を採用した。日本IBMが発表した。
イセトーでは顧客にSoftware as a Service(SaaS)として提供している一部サービスのシステム開発環境に、Red Hat OpenShift on IBM Cloudの活用を開始している。
同社はコミュニケーション最適化・DX支援サービスや業務効率化・経営資源の最適化に向けたサービスなどを、IBM Cloud上で、SaaSとして提供している。これまで、セキュリティの観点から、個々のアプリケーションごとに個別最適環境をクラウド上に用意し、開発環境も分けてきた。そのため、別の顧客向けにカスタマイズして提供する際に開発工程の効率化が課題となっていた。
この課題に対し、「IBM Cloud」上で「Red Hat OpenShift」を採用して開発環境のコンテナ化を図ることで、これまでに、パーソナライズド動画サービス「individeo」およびデジタル手続きサービス「Link Next」の2つのサービスの開発環境を移行し、アプリケーションの環境構築における工数を約3分の1に短縮できた。
また2021年末にリリースした新サービス「pdFlyer」もRed Hat OpenShift on IBM Cloud上で構築しており、開発者のリソースをアプリケーション開発に集中できるようになったという。イセトーでは、顧客向けのアプリケーションの開発についてはコンテナ基盤を標準とし、今後、既存サービスの移行を順次行っていく予定だ。