パナソニック、営業向けのAIチャットボットを提供–問い合わせ対応を75%自動化
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パナソニック ソリューションテクノロジー(パナソニック)は10月31日、人工知能(AI)を活用したチャットボット「WisTalk for 営業DX」の提供を開始した。
同製品は、取引先から営業担当者に直接寄せられる納期や在庫、製品仕様、窓口情報などのさまざまな問い合わせに対して、営業担当者の代わりにチャットボットが回答する。これにより、「取引先からの電話での問い合わせが多く、本来の業務に集中できない」という、営業部門の課題解決に寄与するとしている。
WisTalk for 営業DXでは、顧客が保有しているシステムとAPI連携することで、品番や製品名の入力のみでスペックや納期、在庫情報を検索できる。また、自社のウェブサイトや各技術部門が独自で構築したスペック情報のデータベースなど、社内外に散在している情報の保管先にチャットボットが自動案内する機能を搭載している。
さらに、製品の不具合などによるトラブル時も、チャットボットが対象製品や状況をヒアリングして適切な窓口を自動で案内するため、担当外の質問による手間や対応時間の削減につながる。
パナソニックによると、同製品の導入で1カ月の問い合わせ対応を75%自動化できると説明。問い合わせの対応時間を削減することで、受注活動に費やす時間を増やし、営業における生産性の向上が期待できるとしている。