GitHub、「GitHub Copilot Chat」のベータ版を提供–開発者向けチャットインターフェース

今回は「GitHub、「GitHub Copilot Chat」のベータ版を提供–開発者向けチャットインターフェース」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 GitHubは米国時間7月20日、「GitHub Copilot Chat」のベータ版を「GitHub Copilot for Business」ユーザーに対して提供した。

 GitHubは3月、AIプログラミングツール「GitHub Copilot」を進化させた「GitHub Copilot X」を発表した。GitHub Copilot Xは、生成AIと「GPT-4」の力を「GitHub」での開発者体験全体にもたらすよう設計された多くの技術プレビューを搭載する。

 GitHub Copilot Xをエンタープライズ企業や組織に提供する第一歩として、チャットインターフェースであるGitHub Copilot Chatの限定パブリックベータを「Visual Studio」と「Visual Studio Code」を利用するビジネスユーザー向けに公開したとGitHubは述べる。

 今回の発表により、GitHub Copilotは、統合開発環境(IDE)で利用可能な、コンテキストを意識した会話型アシスタントとなり、開発者は簡単なプロンプトで複雑なタスクを実行できるようになるとGitHubと語る。GitHub Copilot Xの中心的機能であるGitHub Copilot Chatは、自然言語がコーディング体験に力を与える新時代への扉を大きく開き、ソフトウェア開発を民主化し、開発チーム全体をより幸福で生産的なものにすると同社は考える。

 GitHub Copilot Chatは単なるチャットウィンドウではなく、開発者が入力したコードや表示されたエラーメッセージのコンテキストを考慮し、IDEに深く統合されている。汎用の生成AIチャットアシスタントと異なり、GitHub Copilot Chatは開発者向けに設計されているとGitHubは述べる。

 パーソナライズされた支援が可能で、状況に応じたサポートを開発者に提供する。エンジニアが特定のコードスニペットで行き詰っている場合でも、特定のプログラミングコンセプトに関するガイダンスが必要な場合でもサポートする。コーディングにおける特定の課題に合わせてベストプラクティスやヒント、解決策をリアルタイムに提供できる。セキュリティスキャンで発見される脆弱性を減らすのに役立つ修正案も提案可能。さらに、コード解析や簡単なトラブルシューティングにも利用できる。

 GitHub Copilot Chatの利用は、GitHub Copilot for Businessの管理者が許可することで可能になる。

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