プログラミングのためのBGMや環境音など。仕事や勉強の邪魔にならない無料で使えそうな音源集。2024年版
今回は「プログラミングのためのBGMや環境音など。仕事や勉強の邪魔にならない無料で使えそうな音源集。2024年版」についてご紹介します。
関連ワード (無料、画面内、製作等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
在宅で仕事や勉強をしている時間が増えてくると、ずっと無音だと寂しい気がして、できればあまり気にならないBGMや環境音があるといいなあ、と思ったことはありませんか?
昨年、そうした音源集を記事として紹介しましたが、1年が過ぎると紹介した音源の多くが配信を終了したりURLが変わったりしています。そこで、現在配信中の音源にアップデートしつつ、昨年の記事のコメントやブックマークで教えていただいた読者のお気に入りの音源なども加えた音源集まとめの2024年版を作りました。
記事の前半は音楽、後半は環境音を中心に紹介します。紹介した音源のほとんどは無料で聴けるものにしましたので、仕事や勉強に気軽に役立てていただければ幸いです。
作業用BGMの定番としてのLoFiチャンネル
今回も、まずはBGMの定番の1つになったチルアウトミュージックとしてのLoFi HipHop/LoFi Beats系を紹介しましょう。
YouTubeでの24時間365日ライブ配信のLoFiチャンネルは最初に広告が再生されると、あとは広告なしでずっと配信が続くため、BGMとして使うのにぴったりです。
LoFi HipHopの火付け役であり最も人気のあるチャンネルの1つが、勉強している少女の横顔がトレードマークの「Lofi Girl」チャンネルの「lofi hip hop radio – beats to relax/study to」です。
2023年にLofi Girlの新たなBGM配信として登場したシンセサイザー音を中心としたLofiミュージックの「synthwave radio」に続いて、今年5月にはアジア的なサウンドをLofiミュージックに取り入れた「asian lofi radio」がスタートしています。
LoFi HipHop系のもう1つの定番チャンネルが、アライグマがトレードマークの「Chillhop Music」チャンネルです。
「Chillhop Radio – jazzy & lofi hip hop beats」は少しジャズっぽい感じのBGMが多めです。
もう少しリラックスしたBGMを聞きたいときは、アライグマ君がベッドでくつろぎながら仕事をしている「lofi hip hop radio – beats to study/relax to」があります。
昨年、チューリッヒ保険会社がスタートさせた、ヒーリングミュージックをライブ配信するYouTubeチャンネル「Green Music produced by Zurich」もおすすめです。
東京の夜景を見ながら
「TOKYO TONES」チャンネルの「tokyo night drive – lofi hiphop + chill + beats to sleep/relax/study to」は、東京都内をドライブする映像とともにLoFiのBGMを楽しめます。
同チャンネルの私のお気に入りは、渋谷の夜景を楽しめる「Shibuya Nights」ですね。
おしゃれなBGM、テンポのしっかりしたBGM
フリーBGM素材としてこの1~2年で急速に人気を高めている「しゃろう」チャンネルには、おしゃれなBGMがたくさん公開されています。
VTuberの雑談配信のBGMなどでもよく使われているので、耳に馴染みのある方もいるかもしれません。下記の「2:23 AM」や「You and Me」などは特に人気のある曲でしょう。
もう少しテンポのしっかりしたBGMがお好みの方は、音楽サークル「DiverseSystem」が作業用音楽として製作した「works.」シリーズの楽曲を24時間配信する「”works.” 24/7 stream : work music radio」はいかがでしょうか。
誰かと一緒にオンライで作業する
誰かと一緒に作業した方が集中しやすい、という方は、「オンライン作業部屋」の「【ライブ】オンライン作業部屋」で、オンライン上の自習室に参加するのはいかがでしょう。
チャット欄でどの席に着いて何の作業をするのか、などを申告すると、それが画面内の自習室に反映されます。チャット欄のBotは、設定した時間が来ると連絡をくれます。
ポモドーロタイマーで集中と休憩を定期的に
集中する時間と休憩する時間を交互に繰り返すことで、一定のペースで仕事や作業、勉強などを行う「ポモドーロテクニック」を実践している方のために、ポモドーロタイマーをライブ配信しているチャンネルも紹介しましょう。
前述の「オンライン作業部屋」には、25分集中、5分休憩というサイクルを500分続けてくれる動画(2本合わせて1000分)が公開されています。
柴犬のタイキがマスコットキャラクターとなっている「Chill with Taiki」チャンネルでも、25分集中、5分休憩のポモドーロタイマー配信を24時間ライブ配信しています。
環境音を使ったポモドーロタイマーを好む方には、「STUDY BGM MAKER」チャンネルをご紹介しましょう。
「自然音で集中!効果的な正しい集中方法【ポモドーロタイマー】」は、タイトル通り波の音や雨の音といった自然の音を背景に25分集中、5分休憩のサイクルを24時間配信しています。
プログラミングのための音楽
もしもあなたがプログラマーなら、プログラミングのために作られた音楽「musicForProgramming();」もBGMとして欠かせないでしょう。
まるでテキストターミナル画面のようなWebサイトの右側の一覧から曲を選んで、真ん中のタイトル直下の「play」をクリックして再生です。どれも1時間程度の音楽ですので、仕事の区切りに使うのもいいかもしれません。
Appleによるコーディングのためのプレイリスト
Appleが開催している開発者向けイベント「WWDC」では、毎年Apple Musicのプレイリストが公開されています。
今月行われた「WWDC24」のプレイリストから、静かに集中したいときのための楽曲を集めた「コーヒーショップ」と、昨年行われた「WWDC23」のプレイリストから「コーディング・フォーカス」、「コーディング・パワーアップ」の3つを紹介しましょう。
(Apple Musicを聴くにはApple Musicのサブスクリプションが必要となります)
空港の非日常感や都会のざわめき
ここからは環境音を中心に紹介しましょう。
日テレのライブカメラ「羽田空港 “T2″」は、羽田空港第二ターミナルの映像と音をライブ配信しています。
ターミナルで待機中の飛行機の「ヒューン」というエンジン音や、少し遠くにある滑走路から飛行機が飛び立つときの「ゴーッ」と風を切るような音は、部屋にいながら空港独特のちょっとした非日常感を感じさせてくれます。
一方で、都会の喧騒音を集めているのが「Soundscape Lab」のチャンネルです。】渋谷駅周辺の街の音やブックカフェの喧騒音などを小さく流しておくのも、作業用によいのではないでしょうか。
自然の鳥の声、水の音
自然の音の定番と言えば、波の音と雨の音。「321 Relaxing – Meditation Relax Clips – YouTube」の「Ocean Meditation」は南の島の砂浜の映像と共に波の音を24時間配信しています。
「The Town of Ambience」チャンネルの「Rain in Cozy Cabin with Warm Fireplace and Gentle Rain on Lakeside to Relaxation」は、ソフトな雨音をずっと流しています。
日本の自然の音が聞きたい方は、「平等寺」チャンネルの「お寺の本堂 24時間ライブ配信 鳥や虫たちの声と共に」をぜひどうぞ。
四国八十八ヶ所 第二十二番札所の平等寺本堂を24時間ライブ配信しており、文字通り鳥のさえずりや僧侶の方々が本堂やその周辺で仕事をされる音、ときには読経の声も聞こえてきます。
「Explore Live Nature Cams」チャンネルの「Tropical Reef Camera powered by EXPLORE.org」は、コポコポという穏やかな水の音と共にアクアリウムの映像をライブ配信してくれています。
Spotifyの聴く耳栓
最後はSpotifyの「聴く耳栓」を紹介しましょう。聴く耳栓とは、さまざまな環境音を配信しているチャンネルです。
ここではその中から、「雨の音、雨のテント泊」と「電車の音。JR中央線快速、東京→高尾」を紹介します。
お気に入りのBGMや環境音を見つけて、仕事や勉強が少しでも楽しくなるといいですよね。
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