約660億円の暗号資産が流出か、「分散型金融」ブロックチェーンにハッキング
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異なるブロックチェーン同士を接続することで、取引所を介さずに異なる暗号資産を交換できる“分散型金融”プラットフォーム「によれば、被害額は米ドル換算で6億ドル(約660億円)以上という。
外部に送金された可能性がある暗号資産は、「イーサリアム」約2895ETH(約300億円)、「バイナンスコイン」約6620BNB(約270億円)、「ポリゴン」約50MATIC(約6300円)。この他、Forbesによれば米ドルとの相場を担保する「USDコイン」も約90億円分が流出したという。
Poly Networkはすでに送金先のアドレスや、ハッキングの原因となった脆弱性を特定済み。現在は特定したアドレスをTwitterで公開し、取引所を運営する事業者などに凍結するよう呼び掛けている。暗号資産事業を手掛ける香港Tetherのパオロ・アルドイーノCTOは呼び掛けを受け、公開されたアドレス上にあると発表した。
Poly Networkはハッカーに対し、盗み出した資金を返すよう求める声明も発表。「いかなる取引も賢い行動ではない。各国の法執行機関は(犯人を)重要な経済的犯罪者と見なし、追跡するだろう」などと警告している。
暗号資産の流出を巡っては、2018年に取引所「Coincheck」を運営するコインチェックから約580億円相当(当時)の暗号資産「NEM」が流出。過去最大(当時)の流出として話題になり、金融庁による規制強化のきっかけになった。
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