Appleのフェデリギ上級副社長、児童ポルノ検知ソフト批判に回答
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Appleが発表した子どもたちへの保護の拡充機能「Expanded Protections for Children」に関して、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギ氏へのインタビューを、。
フェデリギ氏は、児童ポルノ画像の検知・通報ソフトウェアに関して、公平な監視が可能との認識を示すとともに、2つの機能を同時に発表したことが混乱を招く要因になったと話した。
1つ目の機能は児童の性的な画像について、AppleのクラウドストレージサービスであるiCloudに保存されている既存の画像と照合するもので、2つ目は、子どもがテキストメッセージでやり取りした画像を親が監視しやすくするもの。これらを同時に発表したことで「多くのメッセージがごちゃ混ぜになった」とし、「もう少し分かりやすくすればよかった」と弁明している。
Appleの手法では、既知の児童ポルノ画像と一致する件数が一定の水準に達した場合にのみ、それも問題の画像に限定されると説明。「風呂に入っている子どもの写真を持っているどうかを分析するようなことではない。あるいは、他の種類のポルノ画像を持っているかどうかということもだ」と述べている。
iMessage(メッセージ)を通じた画像の送受信で子どもを保護する機能については、性的な画像が含まれているとiPhone搭載ソフトが検知したメッセージは親に報告されるが、Appleには報告されない。
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2021-08-17 23:49【Appleニュース】 Appleのフェデリギ上級副社長、児童ポルノ検知ソフト批判に回答 - ITmedia /