「契約の解約期限に気づかず自動更新」は約4割–6割以上が支払いを続ける結果に
今回は「「契約の解約期限に気づかず自動更新」は約4割–6割以上が支払いを続ける結果に」についてご紹介します。
関連ワード (経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
人工知能(AI)契約審査プラットフォーム「LegalForce」を提供するLegalForceは、契約書管理に関する実態について調査を実施した結果を発表した。回答者の約4割が契約の解約期限に気づかず、自動更新されていた経験があり、そのうち6割以上が支払いを続ける結果だったという。
今回の調査は、過去6カ月以内に契約関連業務を経験した企業勤務に務める1000人を対象とし、2021年12月に実施された。
調査結果によると、全社で保管している契約書件数について34.9%が「何件保管しているか知らない」と回答。従業員規模が500人以上になると「何件保管しているか知らない」の割合が上昇するという。
契約書の内容を「全て把握している」のは13.5%で、9割弱が契約内容の把握を曖昧にしていた。そのため、解約期限に気づかず、自動更新されていた経験があると回答した割合は約4割に上る。
契約の解約期限に気づかず自動更新された際の対応としては、「そのまま更新し、解約期限まで料金を支払い続けた」が66.3%、「途中解約し、解約金を支払った」が27.7%、「交渉によって解約し、解約金は支払わなかった」が20.1%だった。
契約書の確認については、「原本を確認するために出社する(したことがある)」が41.7%と最も多く、次いで「契約管理担当者が出社する」が17.3%であり、出社を迫られた経験のある人が全体で59%と半数を超える結果だ。
「契約書管理システムを参照する」は17.1%にとどまり、「原本を確認することはない」が23.9%だった。