[速報]「Flutter 3」登場、FlutterによるmacOSとLinuxアプリ開発が正式版に。Macのユニバーサルバイナリにも対応
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Googleは開催中のイベント「Google I/O 2022」の基調講演で、Dart言語のフレームワークであるFlutterの最新版「Flutter 3」を発表しました。
Introducing Flutter 3 at #GoogleIO!
Now featuring:
Stable support for macOS and Linux apps
Improved @Firebase integration
…and much more!Details here → https://t.co/7PLgfRBobE pic.twitter.com/XYzmCn3NYN
— Flutter (@FlutterDev) May 11, 2022
2月に登場したFlutter 2.10でWindowsアプリケーション開発が正式版となったのに続いて、Flutter 3ではMacとLinuxのアプリケーション開発も正式版となりました。
参考:Flutter for Windowsが正式版に、「Flutter 2.10」リリース。単一コードでiOS/Android/Web/Windowsアプリが可能に
つまりFlutter 3ではシングルコードベースでAndroid、iOS、Web、Windows、Mac、Linuxの6つのプラットフォームに対応するアプリケーションが開発可能になりました。
Mac対応ではAppleシリコンとインテルプロセッサに対応し、ユニバーサルバイナリの生成も可能。
GoogleでFlutterのプロダクトディレクターを務めるTim Sneath氏は、Flutter 3が単にシングルコードで各プラットフォームのUIを記述できるだけでなく、それぞれのプラットフォームを活用できる機能を備えていると次のように述べています。
「操作モデル、ビルドサポート、アクセシビリティ、インターナショナライゼーション、プラットフォーム固有の機能との統合などを実現し、どのプラットフォームにおいてもユーザーインターフェイスやロジックを共有しつつ、その基盤となるOSの機能を活用できる」
Material Design 3対応やFirebasetとの統合も完成へ
Flutter 3ではMaterial Design 3対応もほぼ完成。
FirebaseとFlutterを統合する「Firebase plugin for Flutter」が1.0に到達し、FlutterFire UIウィジェットが提供されるなど、Firebaseとの統合もフルサポートが発表されました。
また、Flutterでゲーム開発を開始しやすくするためのテンプレートやベストプラクティスなどを含む「Casual Game Toolkit」も発表されました。
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