ヤマハサウンドシステム、スキルと教育をひも付けて人材育成
今回は「ヤマハサウンドシステム、スキルと教育をひも付けて人材育成」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
ヤマハサウンドシステムは、クラウド型のスキルマネジメントシステム「SKILL NOTE」を導入した。従業員のスキル(職務能力)を可視化するとともに、力量を身に付けるための教育とひも付けて管理することで、より効果的かつ計画的な人材育成を可能にする。システムを提供するSkillnoteが5月11日に発表した。
SKILL NOTEは、従業員の職務能力と教育計画・記録を効率的に一元管理するスキルマネジメントシステム。力量管理に特化した機能を搭載しており、教育計画・実施・記録・承認申請がシステム内で完結する点が特徴になる。製造業を中心に導入が進んでいるという。
ヤマハサウンドシステムは、従業員の成長を最重要課題とし、2020年に社内大学「YSSアカデミー」を開校した。YSSアカデミーは、体系的な講座のカリキュラムを設けて人材育成を進める制度になる。ただ、講座の受講状況だけでは、現場で実用できるスキルが習得できているか測れないため、スキルを主軸に置いたスキルマネジメントへの移行が必要だった。
一方で、多種多様なスキルとそれに必要な100を超える講座を表計算ソフトで管理しようとすると、担当者に管理が属人化してしまい可視化や共有が行いにくいという課題があったという。
ヤマハサウンドシステム アカデミー推進室 室長の畑野喜弘氏は、「社員一人一人のスキルを『見える化』し、レベルアップを図り、ヤマハフィロソフィーと当社が目指す企業像を実現、ブランド価値向上を図っていきたい」とコメントする。
今後は、半期ごとに従業員のスキル獲得やレベルアップなどの変化量、成長度を評価する管理体制を検討していくとしている。