米ガートナー「先進テクノロジーのハイプサイクル2022年」を発表。分散IDやWeb3は過度な期待、機械学習によるコード生成、デジタルヒューマンなどは黎明期

今回は「米ガートナー「先進テクノロジーのハイプサイクル2022年」を発表。分散IDやWeb3は過度な期待、機械学習によるコード生成、デジタルヒューマンなどは黎明期」についてご紹介します。

関連ワード (出典、到達、同意等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


米調査会社のガートナーは、「先進テクノロジーのハイプサイクル2022年」を発表しました。

ガートナーのハイプサイクルは、技術の登場から安定までを5つのステージに分けて説明したものです。5つのステージは、「黎明期」から始まり、「『過度な期待』のピーク期」「幻滅期」「啓蒙活動期」「生産性の安定期」まで。この途中で消えていく技術もあります。

2022年版では企業が競争上の差別化と効率化を推進するために必ず知っておくべき25のテクノロジーが紹介されています。同社はこれらのテクノロジーの多くが主流に到達するまでに10年以上かかると予想しています。

fig出典:米ガートナー。画像の右側にある啓蒙活動期、生産性の安定期を図の縮小のため省略し、内容を変えない範囲で横幅に合わせてレイアウトを変更

ハイプサイクルの左からいくつか注目したいテクノロジを見ていきましょう。

「黎明期」には機械学習によるコード生成、Minimum Viable Architecture、メタバース、デジタルヒューマンなどが位置づけられています。

「『過度な期待』のピーク期」には、Web3、分散ID(Decentralized Identity)、NFTなどが位置づけられており、これは多くの読者にとって同意されるところではないでしょうか。

2022年のハイプサイクルには幻滅期以降には何も位置づけられていません。これは2021年版も同様でした。ガートナーとしてはハイプサイクルにおいて、イノベーションもしくはイノベーションに近いと思われるテクノロジーを中心に紹介したいという意図が強まっているのではないかと想像します。

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