アンチパターン、SaaS開発を支援する「SaaSus Platform」をベータ提供
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アンチパターンは8月16日、同社が保有するSaaS開発のナレッジをSaaS化した「SaaSus Platform」のベータ版を、7月30日に公開したと発表した。ベータ期間中は無償としている。
同社は、「日本のソフトウェアエンジニアを憧れの職業へ」を理念に掲げるスタートアップ。ソフトウェア開発支援やエンジニア特化型マッチングサービス、大学生向けプログラミング学習コミュニティーなどを展開する。
SaaSus Platformは、「SaaS開発を支援するSaaS」をうたうサービス。マルチテナントSaaSの認証やユーザー管理、テナント管理、役割(ロール)管理、料金プラン管理など、SaaS開発に必要な基本的な機能を備える。これにより、SaaSビジネスなどを検討する組織が市場投入の期間とコストの短縮を図れるという。
また、料金プランの多様化や従量課金制の導入、セキュリティ要求への対応、役割ごとのアクセス管理、請求の自動化、といったSaaS開発において発生する要望に応えることができるとする。
同社によると、日本ではこのようなSaaS特有の要件があるという認知がまだ広がっておらず、SaaS事業者がプロダクトの開発・運用を行う中で試行錯誤を繰り返し、苦心している状況だという。そこで、同社は自社の持つSaaSのナレッジを集約し、SaaSus Platformを開発・提供するに至ったとしている。製品版のリリースは2022年内を予定している。