予算達成状況をリアルタイムに把握できている企業は半数—ウイングアーク1st調査
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ウイングアーク1stは、「営業組織の予算達成に関する実態調査」を実施、結果を発表した。
これによると、予算達成状況をリアルタイムに把握できている企業は調査対象のうち約半数で、受注や見込み商談数の事前把握はさらに下回ることが分かった。
この調査は、売上高100億以上の営業部の役職者を対象にオンラインアンケートで実施された。有効回答数は583。調査期間は7月27日〜7月28日、
予算達成状況のリアルタイムな把握について「常に把握できている」が49.4%、「部下からの報告にて把握している」が21.8%で、受注状況のリアルタイムの把握については、「日次で把握している」が35.7%、「週次で把握している」が31.4%だった。見込み商談数については、「常に把握できている」が24.5%、「部下からの報告にて把握している」が34.1%という回答だった。
さらに予算達成における着地予測については、「予測できている」が67.4%、「予測できていない」が22.6%だった。
また予算達成状況を「全く把握していない」「わからない/答えられない」以外を回答した人に、予算達成状況の把握方法についてたずねたところ、「Excelシートの運用」が45.1%、「自社開発の専用システムでの運用」が16.7%、「予算管理ツールの運用」が15.6%という結果だった。
このほか、「予算達成にあたって、活動進捗や実績、顧客情報などのデータ活用はどの程度重要だと思うか」という質問には、「非常に重要だと思う」が55.9%、「やや重要だと思う」が30.2%だった。
くわえて「非常に重要だと思う」「やや重要だと思う」と回答した人に、予算達成プロセスにおいて、どの程度でデータ活用できているかをたずねると、「完全に活用できている(100%)」が10.6%、「ほぼ活用できている(80%以上)」が36.5%という結果だった。