「freeeサイン for Salesforce」に新機能–改正電子帳簿保存法へ対応・内部統制機能も強化
今回は「「freeeサイン for Salesforce」に新機能–改正電子帳簿保存法へ対応・内部統制機能も強化」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
freeeは電子契約サービス「freeeサイン」と顧客管理プラットフォーム「Salesforce」との連携プラン「freeeサイン for Salesforce」へ機能追加を実施した。
追加したのは、(1)ユーザーごとに自由に権限を設定できる権限管理機能、(2)Salesforceレコード下にある各種ファイルをfreeeサイン for Salesforceに直接取り込む機能、(3)書類情報への自動連携・検索タグ自動付与機能の3つとなっている。
freeeサイン for Salesforceでは、案件の管理から文書送信、保管/管理が、Salesforce上で一気通貫して行える。freeeサインで作成された文書テンプレートをSalesforceに取り込み、Salesforce上の顧客データをテンプレートにマッピングさせることでスムーズに顧客情報と文書情報をひもづける。作成した文書を送信後、取引相手が文書の受領・署名を行うと、締結された文書はSalesforce上に自動保管される。
(1)では、文書作成・送信・締結の権限をユーザーごとに柔軟に設定可能になり、権限セット(参照/作成/送信/締結)から各ユーザーに適した権限を自由に組み合わせ設定できる。例えば、契約書を営業担当が作成し、送信・締結は上長が行う場合には、営業担当者に作成権限・上長に送信/締結権限・管理担当者に参照権限を設定するなど、自社の利用パターンに合わせて利用できる。
(2)では、PCアップロードまたはSalesforceレコードの添付ファイルの利用を選択できるようになる。従来、freeeサイン for Salesforceでファイルから文書作成をする際には、ファイルをPCからアップロードする必要があった。
(3)では、文書締結時にSalesforce上に登録している取引先名や住所、署名者メールアドレス、電話番号、締結日の5項目の書類情報を、freeeサイン検索タグとして自動付与される。これにより、改正電子帳簿保存法の電子データ保存要件を満たす形で文書管理できる。また、入力の手間を削減するほか、入力漏れといったヒューマンエラーも防止できる。