丸亀製麺を運営するトリドールHD、サイト多言語化で「WOVN.io」導入

今回は「丸亀製麺を運営するトリドールHD、サイト多言語化で「WOVN.io」導入」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 トリドールホールディングス(トリドールHD)は、同社が運営する丸亀製麺公式サイトと自社コーポレートサイトにウェブサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」を導入した。Wovn Technologiesが2月14日に発表した。

 飲食業界では、商品や店舗情報などの更新が多い一方で、情報発信のスピードが重視される。そのため、日本語以外での発信の必要性を感じていても、運用の手間や時間がかかることから、ウェブサイトの言語追加はハードルが高いとされる。

 トリドールHDは、店舗での接客や店舗運営に人的リソースを集中させるべく、デジタル変革(DX)の推進によりシステムで出来ることはシステムで行えるようITやSaaSの活用を検討。ウェブサイト多言語化のプラットフォームとしてWOVN.ioを採用した。

 採用においては、「多言語ウェブサイトをスピーディーかつローコードで構築することができる」「日本語のページを運用しているだけで他の言語での情報発信も手間をかけずに同時に公開することができる」ということを評価したという。

 丸亀製麺公式サイトでは原料である小麦や作り手のこだわりを英語で発信することで、世界中の顧客にブランドのアイデンティティーを伝えると同時に、丸亀製麺の店舗従業員にも正しい理解を広げられるとの評価を得ているとWovn Technologiesは述べる。

 WOVN.io導入により、丸亀製麺公式サイトは英語での表記に対応。縦書きの日本語に対して、英語では横書きにするなどユーザーの視認性にも配慮した。

 今後さらにインバウンド観光客の増加が見込まれる中、丸亀製麺のこだわりや商品情報などを、訪日外国人の顧客にもタイムリーに英語で発信することで、利便性の向上と正しいブランド認知を拡大するという。また在留外国人の顧客に親しんでもらうことで、SNSを通して母国にいる知人へ発信されるなど、海外での認知拡大と訪日した際の来店きっかけになることが期待されている。

 トリドールHDのコーポレートサイトでは、英語、中国語(簡体字、繁体字)に対応。グローバルフードカンパニーとして、株主や従業員など世界の各ステークホルダーに正しくスピーディーに情報を発信するという。

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