Google、プレスリリースや製品写真などを学習させると、プロンプトで新たな画像や文章を生成してくれる。企業向けジェネレーティブAI機能を発表
今回は「Google、プレスリリースや製品写真などを学習させると、プロンプトで新たな画像や文章を生成してくれる。企業向けジェネレーティブAI機能を発表」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Google Cloudは、企業向けの画像や文章を生成するジェネレーティブAIモデルのサポートを、同社の統合AI基盤サービスである「Vertex AI」に新機能として追加したことを発表しました。
この新機能を用いると、企業は自社がこれまでに作成したプレスリリースや製品写真、ブログ記事やツイートなどをAIに学習させることで、指定した内容に基づいた新たな製品写真やブログ記事、ソーシャルメディア投稿用の画像や短文などを簡単に生成できるようになります。
下記はデモ動画から。
まず、Googleが作成した基盤モデルの「PaLM Bison Text」を選択し、その上で自社のコンテンツのチューニングを開始。
オプションの「TUNE」は一般的な用語によるコンテンツによる学習。「FINE TUNE」は法律や医学と言った専門用語が含まれるコンテンツを学習させる場合に選択。ここでは「TUNE」を選択。
次に、学習データとなるプレスリリースや製品写真、ブログ、ツイートなどのファイルをアップロード。これらのコンテンツは安全に保管され、ユーザーが指定した用途にのみ利用される。
学習が終われば、その場で内容をチェックできる。
学習済みのモデルには、文章、画像ともにAPI経由で簡単にアクセス可能。
このAPIを利用して開発したアプリケーションの例。画像生成用のプロンプトと、テキスト生成用のプロンプトを指定すると、学習された内容を基に新たな製品写真やブログのタイトルと本文、ツイートの案などが生成される。
マーケティング担当者は、簡単にブログやソーシャルメディアへの投稿を効率化できる。
社内情報を基に学習を行い、文章を考えて提案する機能は、1週間前にマイクロソフトが発表した「Dynamics 365 Copilot」の新機能の1つとして発表したばかりです。
参考:マイクロソフト、CRMやERPと統合したAIサービス「Dynamics 365 Copilot」発表。会議のサマリ作成、社内ナレッジベースを基に顧客への回答作成など
ジェネレーティブAIによる画像や文章の生成は企業の中でも当たり前の機能として使われていくことになるのでしょう。