「S/4HANA」を導入したIT担当者の8割超が保守・運用費や人材面に課題
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日本リミニストリートは4月25日、「S/4HANAを活用したDXに関する実態調査」の結果を発表した。これによると、デジタル変革(DX)を目的として独SAPのERP「SAP S/4HANA」導入している企業のIT担当者の87.8%が性能面に期待通りの効果を実感していることが分かった。一方で、保守・運用費用(86.0%)や人材不足(80.0%)に課題を感じることが分かった。
また、S/4HANAを導入している、または導入を検討しているIT担当者の52.4%が、S/4HANAへの移行のきっかけを「DXやビジネス戦略として必要性を感じたため」と回答している。
SAPのサポート体制に対する課題として、対応スピード(63.4%)と対応品質(54.7%)が挙げられた。DXの推進を阻む要因については、1位が人材不足(44.2%)、2位が予算(12.8%)、3位がシステムの煩雑化(12.6%)という結果だった。
調査は全国のIT担当者500人(30〜70代)を対象に、2月7~16日に実施された。