キヤノンITS、教職員・児童/生徒・保護者をつなぐ小中高向けサブスクサービス提供へ

今回は「キヤノンITS、教職員・児童/生徒・保護者をつなぐ小中高向けサブスクサービス提供へ」についてご紹介します。

関連ワード (CIO/経営、GIGAスクール構想、端末配布の「その先」等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、教育機関向けソリューション「in Campusシリーズ」の小中高向け新製品「in Campus School IM」を契約ユーザー数に応じた料金で提供可能なサブスクリプション型のサービスとして8月1日に発売する。2024年以降、年間10校以上の導入を継続し、5年間で10億円規模の売り上げを目指す。

 in Campus School IMは散在する学校情報を集約したデジタルプラットフォームとして機能し、学校業務の効率化を図るとともに、教職員・児童・生徒・保護者、それぞれのコミュニケーションを活性化させる。同製品の税別利用価格は、1ライセンス当たり月額300円。

 ポータル機能では、お知らせ、カレンダー、アンケート、各種リンクなどがポータル画面に表示され、校内の各種情報が一目で確認できる。教職員は担当クラスの出欠状況を確認でき、保護者は学校への各種申し込みをポータルからいつでも申請可能。

  LMS(学習管理システム)機能は、教職員と児童・生徒がオンラインで教材配布や課題提出などを行うことを可能にする。トップ画面では、児童・生徒がアクセスした場合は「時間割」を、教職員がアクセスした場合は「出講表」を表示するなど、それぞれの立場を考慮しており、表示された授業を選択するとその授業のトップ画面に遷移するなど履修内容の管理に役立つとしている。

 ダッシュボード機能は、児童・生徒の学習履歴や成績、模試結果や課外活動など、多様な児童/生徒情報を可視化する。受験情報も入力することで、在校生と卒業生の成績比較も可能となり、日々の児童/生徒面談に活用できる。

 in Campusシリーズは2014年に大学向けに開発・販売されていたが、小中高市場への参入を目指し、私立中高一貫校向けにリニューアルして4月に提供を開始した。今回はコア機能をベースにサブスクリプション型サービスとして開発し、新たな小中高市場向けブランドとして立ち上げたという。

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