デジサート、証明書ライフサイクル管理をAWSやマイクロソフトの認証局などに拡張
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デジサート・ジャパンは、証明書ライフサイクル管理プラットフォーム「DigiCert Trust Lifecycle Manager」の機能拡張を発表した。これにより「Microsoft CA」やAmazon Web Services(AWS)のプライベート認証局(CA)などを新たにサポートするほか、ServiceNowとの連携で既存のITサービスワークフローもサポートする。
デジサートは、今回の対応によって、独自CAをさらに有効活用する際の手間が軽減されると説明。特に、事前設定された組み込み機能で人的ミスを防ぎつつ、すぐに効果を期待できるとしている。
Microsoft CAとAWSのプライベートCAのサポートで電子証明書の検出や発行、自動化、失効を行えるようになる。またインポート済みと検出済みの第三者証明書にタグ付け、フィルタリング、ポリシーの適用を行える。「ACME(Automatic Certificate Management Environment)」「SCEP(Simple Certificate Enrollment Protocol)」「EST(Enrollment over Secure Transport)」などのプロトコルを通じて、証明書をさまざまな機能に展開できるという。
MicrosoftやAWSにおける証明書の登録申請も行えるようになった。これにより生体認証、デバイス認証、Wi-Fi/VPNのプロビジョニング、クラウドワークロード、インフラ管理などの用途で、パブリックおよびプライベートな信頼を管理していけるようになった。
同社は、データやプロセスが複数のクラウドや環境を横断していることで、多様なITインフラにおけるセキュリティの継続性の確保が課題となっているユーザーが少なくないと指摘。今回の機能拡張で、このような課題を持つユーザーに対し、サーバーやデバイスを一元的に保護できるようになるとしている。