和食チェーンの木曽路、労務管理システムの連携基盤をノーコードで構築
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和食チェーンの木曽路は、データ連携ツール「ASTERIA Warp Core」を採用し、複数の労務管理システムの連携基盤をノーコードで構築した。アステリアが10月4日に発表した。
同社は経営・調理・接客の能力向上を目指し、ITツールやシステムの活用を積極的に推進している。その一環として、労務管理システム「SmartHR」、シフト管理システム「TimeAsset」、統合人事システムを新たに導入している。また、これらシステムの運用に当たり、システム連携ツールの利用も検討していた。
ASTERIA Warp Coreの採用により、SmartHRで入力された労務管理情報は統合人事システムに自動連携され、人事情報の登録や更新時の二重入力問題を解消。新入社員1人の登録に2時間を費やしていた登録時間は30分に短縮した。さらに、店舗ごとに運用されていたTimeAssetもSmartHRと連携することで、シフトや休暇の管理などの人事労務業務の大半を自動化した。
人事労務系のシステム/サービスが連携したことで、各店舗の店長を含めた管理スタッフの業務負荷が削減された。5カ月にわたるシステム構築プロジェクト期間に、同社の情報システム担当者が34個の連携基盤をノーコードで開発することも合わせると、全社総計で年間5000時間以上の工数削減を実現したという。
今後は、木曽路グループで予定されているシステム統合でも、ASTERIA Warp Coreを活用したシステム連携基盤の構築などを通じて、さらなる業務の効率化を図っていく予定だ。