NTTグループ4社、品川港南エリアでXR活用した回遊性向上の取り組みを実施
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NTTアーバンソリューションズ、NTTコミュニケーションズ、NTTコムウェア、NTT QONOQの4社は、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などのクロスリアリティー(XR)を活用した新たな体験創出と、限定ポイントの活用による回遊性向上を目的とした取り組みを品川港南エリアで行う。同エリアで開催される「品川イルミネーション2023 with XR City」のイベントに合わせ、12月1〜25日まで実施される。
品川港南エリアの水辺や緑地などを中心に、全6カ所でXRコンテンツを配置し、同地域の魅力再発見につながる回遊や滞在を促していく。イベント参加者は、イベント専用アプリをスマートフォンにダウンロードすることで、各スポットで品川港南エリアにゆかりのあるXRコンテンツを鑑賞できる。また夜は品川シーズンテラスなどの一部エリアのイルミネーションとXRが連携した体験型のXRコンテンツを楽しめる。さらに、各スポットに隠されたコンテンツを見つけると、限定ポイントが付与され、品川シーズンテラス内の一部飲食店で利用できる。
全6カ所あるスポットのうち最初のスポットである品川駅東口駅前広場での「品川の過去の風景」から始まり、街中に歩みを進めるにつれ、「未来への発展」を描いたXRコンテンツを体験できる。
また品川シーズンテラスの店舗などで配布されるカードを同アプリにかざすと目の前に品川港南の街が現れ、イベントに登場する全てのXRコンテンツを3Dマップ上で見ることができる。
品川駅周辺エリアは、品川駅を中心に高速鉄道や空港にアクセスする交通の要衝となっており、NTTグループ各社が拠点を構えている。NTTアーバンソリューションズグループは、2015年の品川シーズンテラス開業以来、地域周辺企業とエリアマネジメント活動に取り組んでいる。また2022年には、NTTアーバンソリューションズ内に「品川港南2050プロジェクト推進室」を設置し、品川港南エリアにおける長期的なまちづくりの推進に向けて取り組みを進めている。
4社はイベントでのXRアプリや限定ポイントなどさまざまな利用状況を把握し、この取り組みによる回遊性向上の効果検証を行う。