【レビュー】Mac Studio、すてきでパワフルで値段も高い、Macのデスクトップに求めるものがほとんど揃う
今回は「【レビュー】Mac Studio、すてきでパワフルで値段も高い、Macのデスクトップに求めるものがほとんど揃う」についてご紹介します。
関連ワード (成果、移行、開始価格等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
先週のイベントで行われた発表は、そのほとんどが事前に噂されていたものだった。しかし、多くの消費者向けハードウェアが変わりばえのしないものになったこの時代に、Apple(アップル)は驚きを与えることに成功した。イベントの発表の中で明かされたMac Studio(マック・スタジオ)は、大きな変化球ではなく、Appleがパーソナルコンピューター戦略を進化させ続けていることを示すサインだった。最初のAppleコンピューターの登場から半世紀近くが経過したが、このカテゴリーにはまだ寿命が残っている。
ほんの数年前なら、その言葉に自信を持てなかったと思う。Macはまさに「中年」の危機を迎えていたのだ。iPhoneが、Appleの象徴という意味でも売上シェアでもトップに躍り出て、iPadがその残りを吸収していたのだ。イノベーションという観点からは、macOSはモバイル版の残り物を再利用しているようにしか見えなかった。
一方、ハードウェアの面では、かつて同社の基盤の重要な部分を形成していたプロフェッショナル向けクリエイティブ分野を放棄し、MicrosoftのSurfaceシリーズのような製品が花開く余地を残したように見えていた。一時はTouch Barの追加で再び盛り上がりを見せようとしたが、結局Appleもまぼろしに見切りをつけ、その奇妙な実験を静かに終了させた。
数年前のMacは、訴訟沙汰にもなったキーボードの不良や、ポート不足に悩まされていた。後者をAppleの合理化のせいにすることは簡単だが、だからといって失望は抑えられなかった。
画像クレジット:Brian Heater
しかし、2020年に再びパラダイムシフトが起こった。この変化をもたらしたのはやはり、iPhoneの研究開発の直接的な成果だった。しかし、今回は新しいiOSアプリが追加されたわけではない。この間に、AppleはiPhoneのチップを自社開発へと移行し、Macのハードウェアを飛躍的に向上させたのだ。同社はこれまで、可能な限り単独で物事を進めたがってきたが、自社で主要な半導体(Appleシリコン)を開発したことで、その機会が大きく広がった。
Appleがその半導体をMacにも使うのは時間の問題だった。同社はM1チップを発表し、同時に、MacBook Air、MacBook Pro、Mac Miniの3つの新しいMacを発表してパンデミックの最初の年を終えた。Macは復活した──少なくとも性能の面では──というのがほぼ一致した評価だった。家のリフォームやウェブサイトのリニューアルをしたことがある人ならわかると思うが、解体には時間がかかるものだ。M1のデビュー戦は古い車体に新しいエンジンを搭載したようなものに思えた。
2021年5月、アップルは新しい24インチiMacを発表した。このときは新しい半導体(M1)を新しいデザインの筐体に搭載し、約10年半ぶりにオールインワンマシンを根本的に作り直した。こんなことは1度か2度あるかないかだ。私は、ハードウェアのデバイスを指して「cute(かわいい)」という形容詞を行うことはない。「かわいい」はウサギと赤ん坊のためにある形容詞だ。だが2021年のiMacも「かわいい」のだ。かわいくて、しかも力強い。1年以上、デスクトップを日々の手足として使っているが(以前ほど自宅から出なくなった)、M1の限界を超えたと感じた瞬間は一度もなかった。
画像クレジット:Brian Heater
24インチの画面領域で十分ならば、ほとんどのユーザーには、特に私のようにスペースに制約のあるユーザーには、iMacを心からお勧めできる。個人的な唯一の問題点は黄色にしたことだ。
しかし、あえていうなら、新しいMacの誕生は2021年10月だったのだ。私の話を聞いて欲しい。そのとき発表された最新のMacBook Proは単に新しいハードウェアだっただけではなく、ハードウェアに対する新しいアプローチを提示していた。Appleは、自社のデザイン決定に一心不乱に取り組むあまり、その過程で世論の反発を招くことがしばしばあると言っても、あまり驚かれはしないだろう。iPhone SEに関するDevin記者の熱のこもったエッセイを読めば、私が何を言いたいかわかるはずだ。愛着のある機能を失うこと、それは時には進歩の名の下に、時には美学のために行われるが、いつもおおごとなのだ。
2021年のMacBook Proは、いつもと違う感じがした。それが明らかになったとき、活気のないスタッフの間にそれなりの興奮が巻き起こった。何年も我慢を重ねてきたあとで発表された、新しいM1 ProとMaxチップを搭載したMacは妥協のないものだと感じられた。最近のMacのリリースで散見されてきたような不安要素はなく、Macユーザーにも勧めやすい製品だった。
では、Mac Studioはこの中でどこに位置するのだろうか?一見したときよりも、少々込み入った話になる。1つは、上にも書いたように、この製品の登場が意外だったことだ。先週の時点では、デスクトップは27インチiMacが確実視されていた。すなわち2021年のオールインワンをステップアップさせ、iMac Proの穴を埋めるような製品だ。今にして思えば、それはAppleがM1ロードマップを練り上げ、Mac Proのゆらぎを正している間のつなぎだ。
画像クレジット:Brian Heater
27インチiMacは出るのだろうか?おそらくはノーだ。報告によれば、それはすぐに起こりそうもなく、率直にいってMac Studioと重なる部分が多すぎるものだろう。2021年のモデルでは、iMacはAppleのエントリーレベルのデスクトップとしての正当な位置に事実上返り咲いた(非常に強力なマシンだがM1によって全体の水準が上がってしまったのだ)。そのカラーリングは、iPodやiPhone Miniのような製品の伝統を受け継ぐものであることは間違いない。
画像クレジット:Brian Heater
価格設定も、一見したところでは少々複雑だ。現在、M1 Mac Miniは699ドル(日本では税込7万9800円)から、iMac M1は1299ドル(税込15万4800円)からとなっている。一方、Mac Studioは1999ドル(税込24万9800円)からで、事実上2つの製品を合わせた価格だ。だが、もう少し複雑なのは、この中3つの中ではディスプレイを内蔵しているのはiMacだけだという点だ。要するに、お金を節約したい、あるいはすでに完璧なスクリーンを持っているのであれば、必ずしもApple製のディスプレイを使う必要はないということだ。
画像クレジット:Bryce Durbin/TechCrunch
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もちろん、このレビューのためには、Appleから送られてきたStudio Display(スタジオ・ディスプレイ)を使っている。これでさらに1599ドル(税込19万9800円)が追加され、開始価格は約3600ドル(税込44万9600円)になる。本当のお金の話はこれからだ。テストした機種はM1 Max搭載だ。32コアのGPU、64GBのRAM、1TBのストレージを搭載し、価格は2799ドル(税込33万7800円)である。M1 Ultraが欲しい?その場合は3999ドル(税込49万9800円)からとなり、7999ドル(税込93万9800円)までとなる。しかし、このような価格帯では、議論しているのは全Macユーザーの0.1%(実際の数字ではない)以下のニーズということになる。
画像クレジット:Bryce Durbin/TechCrunch
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予想通り、GeekBenchでは2021年のM1 Max Proと遜色ない性能を発揮している。Appleシリコン版テストでは、MacBook Proの1781/12674に対してStudioは1790/12851、Intel版テストではMacBook Proの1348/9949に対してStudioは1337/9975というスコアだった。GFXBench Metalテストでも、MacBookの279.6に対して307と差をつけている。残念ながらUltraチップは入手することができなかったが、それでも結果は非常にすばらしいものだった。
画像クレジット:Bryce Durbin/TechCrunch
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さらに印象的だったのは、Intelモデル上では非常にリソースを消費するような作業を、Studioではファンをそれほど回すこともなく、触っても暖かくなることもなく実行できたことだ。
画像クレジット:Bryce Durbin/TechCrunch
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先週のイベントで「最後に1つ」とMac Proを予告したAppleが、これからどこへ行こうとしているのか、気になるところだ。M2チップだろうか?おそらくは。とはいえ、ピクサー映画をフルにレンダリングしたり、本当にハイエンドなVRコンテンツを開発したりする必要のある人はあまりいないだろう。もちろん、そういう人はいるし、これからどんどん増えていくだろう。そして、ノートパソコン以上に、これらのデバイスを将来にわたって使えるようにすることが重要なのだ。3000ドル(約35万6000円)もするデスクトップなら、しばらくは使い続けたいものだ。
新しいMacBook Proと同様に、Mac miniよりもトレードオフは少ない。まず、一番大事なのはポートだ。ポートは重要だ。あなたの機器を他の機器につなげることができる。Studioは、前面にUSB-Cポートを2つとSDリーダーを備えている。特に後者は、頻繁に取り扱うものなので、前面に出しておくと便利だ。裏側には、さらにUSB-Cが4つ、USB-Aが2つ(iMacにはなくなって残念なもの)、Ethernet、ヘッドホン端子、HDMI出力(ただし、入力は不可)がある。Studio Displayを加えると、さらに4ポートのUSB-Cが手に入る。
画像クレジット:Brian Heater
Studio本体以上に、Studio DisplayはAppleのラインアップにある重要な穴を埋めるものだ。思い出して欲しいのだが、Appleは、5000ドル(約60万円)のPro Display XDRが登場するまでしばらくの間、自社製のディスプレイ提供から完全に撤退していた。Mac ProやM1 Ultraと同様、Pro Display XDRはほとんどの人が必要としているものをはるかに上回っているモニターだ。もしあなたがApple製のモニターを手に入れたいと考えているなら、27インチの5K Retina Apple Studioディスプレイはほとんどの人にとって十分なモニターだ。さらに300ドル(税込4万3000円)を足せば、反射防止コーティングとNano-textureガラスを採用し、映り込みが劇的に低減される。これはプロユーザーにもノンプロユーザーにもうれしい仕様だ。
iMac 2021のマイクテスト
Mac Studio 2022(Studio DIsplay)のマイクテスト
マイクの品質は良好で、Appleは「スタジオ品質」と位置づけているものの、ウェブ会議以上のことをするつもりなら、前述のポートのいずれかに外部マイクを接続することをお勧めする。とりわけ、よりタイトに入り込むことができる余裕が生まれるだろう。スピーカーのサウンドは最新のiMacよりも充実しているが、これは広くて厚いフレームのおかげで、下向きに音を出すグリルの表面積を広げることができるからだ。
左上から時計回りに:iMac 2020、iMac 2021、外付けウェブカメラOpal C1、Mac Studio(Studio DIsplay)
AVの観点から見て、一番残念なのは、間違いなくウェブカメラだ。センターフレームは追従性が良いが、最近のM1搭載Macと比べると驚くほど映像画質が落ちている。ホワイトバランスが崩れ、画像ノイズが多くなっている。最初は、誤ってそのままにしてあった保護フィルムをはがせばよいかと思ったが無駄だった。その結果が上の画像だ。1599ドル(税込19万9800円)以上のモニターとしては、かなりがっかりだ。
M1のISP(画像信号プロセッサー)に注力し、カメラそのものをアップデートしたので、新しいMacでは外付けのウェブカメラは必要ないとAppleが最近主張していることが、この状況をさらに悪化させている。上の画像を見れば、その意味は明らかだろう。少なくとも今のところ、仕事のインタビューやポッドキャストでは外付けカメラを使い続けるだろう(同じような照明条件で撮影しているが、Opalはデフォルトで画像を反転させることに注意して欲しい)。修正版が出たら、喜んで再挑戦する。
画像クレジット:Apple
カメラモジュールは事実上、新しいiPadに搭載されているものと同じなので、システムアップデートで修正されるのを期待したい。このようなシステムのチューニングは、ソフトウェア側で行われる場合が多いからだ。Matthew記者もStudioをしばらく使っていて、近々公開されるハードウェアに関する大きな記事の一部として、Studioについて説明する予定だ。その一部を引用する。
私たちが行ったテストでは、Studio Displayのカメラは、ローカルでもリモートでも、粒子が粗く、コントラストが低く、全体的に貧弱な画像を生成した。目の前の画像は、現時点では、2021年型24インチiMacのカメラが出力する画像よりも悪い。
ウェブカメラを初めて起動したときに、すぐに品質の問題に気づいた。他のデバイスともつないで確認したところ、MacOS 12.2を搭載したMacBook Proで使った場合、すばらしいとまではいえないものの、若干良くなることに気がついた。こうした違いがあることから、何らかの処理ミスがあるのではと推測している。私はAppleに、この結果が典型的なものであるかどうかを尋ね、サンプル画像とビデオを送った。検討の結果、Appleの広報担当者からは、システムが期待どおりの動作をしていないことと、カメラの性能に対応するためのアップデートを行うことが伝えられた。
それらのアップデートのタイムラインや具体的な内容はわからないが、AppleはStudio Displayのカメラ画質に問題があることを認識しており、修正に取り組んでいるとのことだった。このことは、購入の判断材料として知っておいて損はないし、アップデートで品質が向上するかどうかを確認できるまで待つ理由にもなる。
現時点では、ディスプレイ本体やインモニターオーディオの新基準を打ち立てたスピーカーの優れた性能に並ぶことはできない。
画像クレジット:Apple
Appleが「修理する権利」に関心を持ち始め、サステナビリティへの関心を広げている中で、ユーザー修理性は機会を逸したように思える。ケースを持ち上げて内側からファンを掃除したり、パーツを交換したりすることができれば、多くのユーザーにとってうれしい方向に向かうと思われる。しかし、Appleはその点については、まだコミットメントの準備が整っていない。必要が生じた場合には、ユーザーはApple正規代理店に持ち込む必要がありそうだ。つまり、おそらくWWDCで登場するだろうMac Proでは、モジュール性とアップグレード性が大きな差別化要因になる可能性が高いということだ。
画像クレジット:Brian Heater
iMacと同様に、Studioもデスクトップに置いて見栄えがする。背の高いMac Miniという形容が最も近いデザインで、Mini同様に丸みを帯びたコーナーとブラッシュドアルミニウムが特徴だ。最高にデザインされたMacと同じように、それはインダストリアルでありながら、冷たくはなく、同じアルミニウム製スタンドの上に置かれたStudio Displayの隣に置けば印象的だ。高さを調節できるスタンドオプション(2299ドル、税込4万4000円)や、縦長に傾けられるVesta Mountアダプターもある。少なくとも1人のTechCrunch編集者は、2台目のTweetdeck(ツイートデック)用モニターとして、これを欲しがると思う。
また、最大5台のモニター(USB-C経由で4台、HDMI経由で1台の4K)に対応し、その点でも大いに期待できる。今、Macに5台のスクリーンを接続する習慣がなくても事態はすぐに進展するものだ。テストしているStudioは、2799ドル(税込33万7800円)の構成だ。これに1899ドル(税込24万2800円)のディスプレイ(Nano-textureガラス版)を加えると、4700ドル程度(税込58万600円)になる。これに、Touch IDと数字パッドを備えた新しい黒いキーボード(税込2万800円)に、マウス / トラックパッド(99ドル[税込1万800円] / 149ドル[税込1万5800円])を追加すると良いだろう。気の弱い人や財布の薄い人には向かないマシンだ。
前回試用したIntel搭載27インチiMacより数百ドル(数万円)高く、単体のPro Display XDRとほぼ同じ価格だ。まあすべては相対的だよね?
Appleは、在宅勤務の推進に乗り遅れたことを反省しているに違いない。もし、新しいiMacとMac Studioが2020年の初めか半ばに発売されていたら、同社は大儲けしていたことだろう。しかし、それでも多くの人がオフィスに戻る日は来ないかもしれない。多くのユーザーはやはりiMacを選ぶだろう。しかし、映像や音楽など、リソースを大量に消費するクリエイティブな編集を行い、より大きな予算を持っているなら、これはすばらしいマシンだ。Mac Proは現時点では最後のクエスチョンマークだが、新しいStudioはほとんどの購入希望者にとって十分なマシンだ。
画像クレジット:Brian Heater
【原文】
The rumor mill nailed most of the announcements in the lead up to last week’s event. But in an era when so much of consumer hardware has grown samey, Apple still managed to surprise. In the grand scheme of event unveils, the Mac Studio wasn’t a huge curveball, exactly, so much as the last sign of a company continuing to evolve its personal computer strategy. Nearly a half-century after the arrival of the first Apple computer, the category still has some life left in it yet.
Just a few years ago, I wouldn’t have felt confident in that statement. The Mac was very much undergoing a midlife crisis. The iPhone had rocketed to the top of the list both in terms of Apple mind and revenue share, and the iPad soaked up what was left. When it came to innovation, macOS was seemingly stuck with reheated leftovers from its mobile counterpart.
On the hardware side, meanwhile, it seemed the company had abandoned the professional creative category that once formed a key segment of its base, leaving room for products like Microsoft’s Surface line to blossom in its wake. It attempted to reignite some excitement around the addition of the Touchbar, but eventually even Apple had to give up the ghost, quietly phasing out that strange experiment.
The Macs of a few years ago suffered from bad keyboards (there were lawsuits) and a lack of ports. The latter was easy enough to chalk up to Apple streamlining, but that didn’t make it sting any less.
Image Credits: Brian Heater
But in 2020, the paradigm shifted again. Fittingly, it was yet another direct result of iPhone R&D that brought the change. But this time it wasn’t the addition of some iOS app. In the intervening years, Apple had leapfrogged Mac hardware when it shifted to its own in-house chip development for the iPhone. For most of the company’s existence, it’s preferred to go things alone where possible, and the development of its own first-party silicon has afforded that opportunity in profound new ways.
It was only a matter of time before Apple followed suit on the Mac. The company wound down the first year of the pandemic by debuting the M1 chip — and with it, a trio of new Macs: the MacBook Air, Pro and Mini. The reviews were near unanimous: the Mac was back — at least from a performance perspective. As anyone who has ever remodeled a house or redesigned a website can tell you, teardowns take time, and that first round of M1 felt like a new engine in an old body.
Last May, Apple released a new 24-inch iMac, which brought the new silicon to a new design — the first fundamental rebuild of its all-in-one in around a decade and a half. That’s a lifetime or two in this world. I don’t use the word “cute” a lot to refer to hardware devices. Cute is for bunny rabbits and babies. But also the 2021 iMac. Cute, but powerful. I’ve been using the desktop as my daily driver for the better part of a year (I don’t leave my apartment like I used to), and I’ve never had any moments that felt like I’d pushed the M1 beyond its limits.
Image Credits: Brian Heater
Assuming 24-inches is enough screen real estate for you, I can still heartily recommend the iMac for most users — especially for those, like me, who have space constraints. Really, my only issue on that front is going with the yellow.
All of that said, if I had to choose, I believe I would pinpoint last October as the real birth of the modern Mac. Hear me out on this one. More than just new hardware, the last MacBook Pro presents a new approach to hardware. I don’t think I’m talking out of school when I say that Apple has frequently been so single-mindedly focused on its own design decisions that public opinion can get steamrolled in the process. Read one of Devin’s impassioned essays on the iPhone SE, and you’ll see what I mean. Losing beloved features. Sometimes it’s in the name of progress and sometimes for the sake of aesthetics, but it’s always hard.
Last year’s Pro felt different. Our jaded staff was suitably excited when it was revealed. After years of withholding, it was a Mac that felt as uncompromising as the new M1 Pro and Max chips that powered it. It was an easy recommendation for Mac users, with none of the misgivings that had dotted other recent Mac releases.
So, where does the Mac Studio fall in all of this? It’s a bit more complicated than it appears at first blush. For one thing, as I noted up top, the product’s entry was a surprise. On the desktop front, the 27-inch iMac felt like a sure bet as recently as last week. The product would be a step up from last year’s all-in-one and fill the void left by the iMac Pro — a product, which in hindsight, was a stop gap as the company worked out its M1 roadmap and righted the shaky ship the Mac Pro had become.
Image Credits: Brian Heater
Will there be a 27-inch iMac? Most likely, no. Reports suggest that one isn’t imminent, and frankly, there’s probably too much overlap with the Mac Studio. With last year’s model, the iMac effectively returned to its rightful place as Apple’s entry-level desktop — albeit a quite powerful one, as that bar rose across the line with the arrival of M1. Its color scheme certainly places it in the proud tradition of products like the iPod and iPhone Mini.
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Pricing, too, is a bit more complicated than it appears at first blush. The M1 Mac Mini currently starts at $699, whereas the iMac M1 starts at $1,299. The Mac Studio, meanwhile, starts at $1,999 — effectively the price of the two products combined. Where things get a bit more complicated is that the iMac is the only device of the three that comes with its own display baked in. The upshot of that is that you don’t necessarily need to go with a first-party display, if you want to save some cash or have a perfectly good screen lying around.
Image Credits: Bryce Durbin/TechCrunch
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For the sake of this review, of course, we’re including the Studio Display, because it’s the one that Apple sent us. That’s going to add another $1,599 to your starting tab, which brings us to ~$3,600. Pretty soon we’re going to be talking about real money here. As tested, we’re talking about the M1 Max here — with the 32-core GPU, 64GB RAM and 1TB of storage, putting us at $2,799. Want the M1 Ultra? That starts at $3,999 and goes up to $7,999. At that price point, however, we’re discussing the needs of <.1% of Mac users here (not an actual number, mind).
Image Credits: Bryce Durbin/TechCrunch
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Predictably, the system performed comparably to last year’s M1 Max Pro in GeekBench. It scored 1790/12851 on the Apple Silicon test, versus the MacBook’s 1781/12674 and 1337/9975 to the laptop’s 1348/9949 on the Intel version. It edged out the MacBook in the GFXBench Metal test, as well, at 307 to its 279.6. Unfortunately, we weren’t able to get our hands on the Ultra chip, but the results were extremely impressive here, nonetheless.
Image Credits: Bryce Durbin/TechCrunch
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What’s even more impressive is the Studio was able to perform what would have been an extremely resource-intensive task on an Intel model without so much as firing up the fan or even getting warm to the touch, really.
Image Credits: Bryce Durbin/TechCrunch
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After Apple one-more-thinged the Mac Pro at last week’s event, you’ve got to wonder where the company is going from here. The M2 chip? Perhaps, but even so, there aren’t a ton of people who need to, say render a full Pixar film or develop really high-end VR content. Those people do exist, of course, and there will be increasingly more of them, moving forward. And hey, even more so than laptops, it’s important to future-proof these devices. You’re going to want a $3,000 desktop to last a while.
Like the new Pro, there are fewer tradeoffs here than, say, on the Mac Mini. First and foremost is ports. Ports are important. They let your things connect to other things. The Studio sports a pair of USB-C ports in the front, along with an SD reader. The latter, in particular, is one you interact with frequently, so it’s handy having it up front. Around the other side are two more USB-Cs, two USB-As (something I’ve missed on the iMac), ethernet, a headphone jack and HDMI out (but not in). Add in the Studio Display and you get another four ports.
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Even more so than the Studio itself, the Studio Display fills an important hole in the Apple lineup. Keep in mind, Apple completely got out of the first-party display game for some time before the arrival of the $5,000 Pro Display XDR. Like the Mac Pro or M1 Ultra, Pro Display XDR is more monitor than most people will need. If you’re keen to get a first-party Apple monitor, the 27-inch, 5K Retina Apple Studio Display is plenty of screen for most. For another $300, the anti-reflective coating, coupled with nano textured glass, dramatically reduces glare, which is nice for pro and non-pro users, alike.
iMac 2021 mic test
Mac Studio 2022 mic test
The mic quality is good — Apple’s positioning them as “studio quality,” but if you’re planning to do much more than just webconferencing, I’d recommend plugging an external mic into one of the aforementioned ports. Among other things, that will afford you the ability to get in much tighter. The speakers have fuller sound than the most recent iMac, owing in part to the wider, thicker frame that allows for more surface area for the down-firing grilles.
Clockwise from top left: iMac 2020, iMac 2021, Opal C1 external webcam, Mac Studio
The biggest disappointment here from the AV perspective is undoubtedly the webcam. Center Stage does a good job tracking, but the image is a surprising step down from recent M1 Macs. The white balance is off and there’s more image noise. My first instinct was to try to peel away a protective film I might have left on by accident, but to no avail. That’s just how the image is now — a pretty huge disappointment for a monitor that starts at $1,599.
That’s exacerbated by the company’s recent insistence that users won’t need an external webcam with the new Macs, after a focus first on the M1’s ISP and then subsequent updates to the camera itself. The above image should make it evident why — for now, at least, I’m sticking with the external camera for my work interviews and podcast (the shots were taking under similar lighting conditions, but note that the Opal flips the image by default). I will happily give it another go after a fix is pushed.
Image Credits: Apple
The camera module is effectively the same as the one found on the new iPad, and hopefully it’s something the company will be able to fix with a system update. So much of the tuning in these systems happens on the software side. Matthew has spent some time with the Studio, as well, and will be discussing it as part of a larger forthcoming piece on the hardware (we’ll link back it’s live). Quoting, in part,
In our testing, the Studio Display‘s camera produces grainy, low contrast and generally poor images both locally and remotely. The images that we’re seeing are, at this time, worse than the 2021 24″ iMac’s camera produces.
I noticed the quality issues as soon as I fired up the webcam for the first time. I checked it with other devices, and noticed that it was actually slightly better if it was running from a MacBook Pro running MacOS 12.2, though still not great. Given that there was a difference, my assumption was that it appeared to be some sort of processing error. I asked Apple if the results I had were typical, and sent sample images and video of what I was seeing. After review, an Apple spokesperson told me that the system was not behaving as expected and that Apple would be making updates to address the camera’s performance.
I do not have a timeline or any specifics on those updates, but Apple is now aware there is an issue with the Studio Display’s camera quality and they said they are working on fixes. It’s worth knowing this going into making your purchasing decisions, and could be a reason to wait to see if those updates improve the quality.
As of now, it does not live up to the otherwise excellent performance of the display itself and the speakers, which set a new standard for in-monitor audio.
Image Credits: Apple
In a world where Apple is starting to pay more attention to right-to-repair concerns and broadening its focus on sustainability, user repairability feels like a missed opportunity. The ability to lift the case off and clean the fan from the inside and replace parts would likely go a ways for many users. Though Apple isn’t quite ready to make that commitment on that front. Users are going to have to bring this one into an Apple authorized shop if/when that time comes. That means that modularity and upgradability are likely to be a big distinguishing factor when the Mac Pro arrives, perhaps at WWDC.
Image Credits: Brian Heater
As with the iMac, the Studio looks great on a desktop. The computer’s industrial design most closely resembles a taller Mac Mini, with the same rounded corners and brushed aluminum. Like the best-designed Macs, it’s industrial, but not cold, and looks striking next to the Studio Display, which sits atop a matching aluminum stand. There are additional stand options, which allow for adjustable height ($2,299) and a Vesta Mount adapter, which lets you tilt it into portrait mode, which I know at least one TechCrunch editor would kill for as a second Tweetdeck monitor.
And you can really go hog wild on that front, with support for up to five monitors (four over USB-C and one 4K via the HDMI). Even if you’re not in the habit of hooking five screens up to your Mac, things still up up quickly. As configured, our Studio runs $2,799. Add in the $1,899 display (gotta have that nano-textured glass) and we’re talking ~$4,700. Then maybe add in the new black keyboard with Touch ID and number pad and mouse/trackpad ($99/$149). It’s not for the faint of heart or the thin of wallet.
It’s a few hundred more than the last Intel-based 27-inch iMac I tested, and about the same as a standalone Pro Display XDR. Hey, everything is relative, right?
Apple is no doubt kicking itself for missing the beginning of the work from home push. If the new iMac and Mac Studio would have been available in early or mid-2020, the company would have made a killing. But, then, for many folks there may never be a return to the office. For most users, I would still go with the iMac. If you edit video, music or other resource-intensive creative pursuits and have a larger budget, however, this is a terrific machine. The Mac Pro is the last question mark in the line at the moment, but the new Studio is plenty of machine for most prospective buyers.
(文:Brian Heater、翻訳:sako)