「iPhone」画面を狭めず物理キーボードを追加–「Clicks for iPhone」
今回は「「iPhone」画面を狭めず物理キーボードを追加–「Clicks for iPhone」」についてご紹介します。
関連ワード (オフトピック等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
筆者は、1997年からモバイルテクノロジーを使っており、幸運にも、BlackBerry、HTC、Nokiaなどのデバイスが物理的に搭載するQWERTYキーボードの全盛期を過ごすという機会に恵まれた。当然ながら、そのように手で触れられるガジェットは今日では珍しくなっている。
「Clicks for iPhone」が存在するのにはそのような理由がある。Clicks for iPhoneは、物理キーボードを使い慣れた2人の業界ベテランであるMichael Fisher氏(別名Mr. Mobile)とKevin Michaluk氏(別名CrackBerry Kevin)が共同創業者であり、英国を拠点とするClicks Technologyが開発した取り付け可能なケースアクセサリー。デバイスの画面スペースを狭めることなく、クセになる触感フィードバック付きの物理フルキーボードをiPhoneに追加する。
Clicks for iPhoneは事前予約が米国時間1月4日に開始され、発売が2月1日に予定されている。
同様の「Samsung Galaxy S8 Plus」用キーボードを2017年に試したことがあるが、Clicks for iPhoneを使うことが楽しみな理由が幾つかある。まず、試したことのあるサムスンのキーボード、そして過去のBlackBerryやNokiaのキーボードでは、画面サイズが狭められた。Clicksのキーボードは、iPhoneの下に取り付けるので、アプリやコンテンツが全画面を使って表示できる。さらに、照明が暗い場所で利用可能なバックライトも付いている。
BlackBerryが優れていた部分にキーボードショートカットがあるが、Appleのネイティブサポートにより、Clicks for iPhoneでもiOSのキーボードショートカットをサポートしている。iPhoneのデフォルトキーボードにはほとんど耐えられないので、このような物理キーボードがタイピング体験を向上してくれるかを見るのが楽しみだ。
Clicks for iPhoneは、LightningでもUSB-Cでも接続可能で、ケース底面にある外部接続ポートを使って普段通りにiPhoneを充電できる。これにより、Bluetooth接続の必要性がなくなり、ペアリング体験もよりシームレスになる。
Clicks for iPhoneは価格が139ドルで、今後のアップデートでキーボードに新機能を提供する「Clicks」アプリが付属する。「BumbleBee」(ブラックとイエロー)と「London Sky」(グレー)で提供され、さらなるカラー展開も予定されている。