マイクロソフト、GPT-4に任意のドキュメントなどを読み込ませて回答してもらえる「Azure OpenAI Service On Your Data」が正式サービスに
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マイクロソフトは、GPT-35-TurboもしくはGPT-4に任意のデータソースを指定することでそのデータの内容を読み込み、質問に対して内容を基に回答できるようになる新機能「Azure OpenAI On Your Data」が正式サービスとなったことを発表しました。
例えば、社内規約や社内マニュアルなどを読み込ませると、「PCの修理を申し込むための社内手続きは?」といった、汎用の知識だけしか持たない従来のGPTでは答えられない質問にも回答できるようになります。
任意のドキュメントを読み込ませるための支援ツール「Azure AI Studio」には、Azure OpenAI On Your DataでカスタマイズしたAIを、チャットボットとして公開する機能も備わっています。
カスタマイズしたチャットAIのサービスを、社内や社外に簡単に公開できるようになります。
Azure OpenAI Service On Your Dataで読み込ませることが出来るデータソースは以下です。
- ローカルファイル。対応フォーマットはテキスト、マークダウン、HTML、Word、PowerPoint、PDF
- URLで示されたWebページ
- Azure Blobストレージ
- Azure AI Search
- Azure Cosmos DB for MongoDB 仮想コア
現時点で利用可能なモデルは以下となっています。
- GPT-35-Turbo
- GPT-35-Turbo-16k
- GPT-4
- GPT-4-32k