GitHub、AIアプリ開発環境「GitHub Models」発表。主要なAIモデルをプレイグラウンドで評価、アプリへの組み込みまでシームレスな環境を提供
今回は「GitHub、AIアプリ開発環境「GitHub Models」発表。主要なAIモデルをプレイグラウンドで評価、アプリへの組み込みまでシームレスな環境を提供」についてご紹介します。
関連ワード (左下、機能、速度等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
GitHubは、AIアプリケーションの開発支援を目的とした一連のサービスやツールを提供する「GitHub Models」を発表しました。
アプリケーションにAI機能を組み込もうとすると、能力や速度などにそれぞれ異なる特徴を持つAIモデルを評価して適切なものを選択し、選択したモデルに対応したSDKなどを用いてアプリケーションを開発するなどの作業が発生します。
GitHub Modelsは、こうしたAIアプリケーションの開発を支援する一連のサービスやツールをシームレスなワークフローとして提供するものです。
AIモデルを無料で評価できるプレイグラウンド
GitHub Modelsが提供する最初の機能は、無料で主要なAIモデルを評価できるプレイグラウンドです。
システムプロンプトを含む各種パラメータも設定でき、アプリケーションに組み込んだ状態をシミュレートできます。
プレイグラウンドでは、GPT-4o、GPT-4o mini、Phi 3、Llama 3.1、Mistral Large 2など、複数のAIモデルを切り替え可能。今後、さらにAIモデルを追加していく予定です。
開発環境が起動するとAIモデルがすでに利用可能に
AIモデルを選択すると、そのAIモデルを利用するためのSDKなどの解説を参照できます。
左下の緑色のボタン「Run codespace」をクリックすると、SDKやサンプルコードなどAIモデルの利用環境が整った状態で、開発環境であるGitHub Codespaceが起動します。
AIサービスへのサインインやAPIキーの登録などの手間をかける必要はなく、開発者のGitHub IDにひも付く形で設定が済んでいるため、すぐに開発に取りかかれます。
アプリケーションが出来上がれば、GitHubの個人のアクセストークンをAzureのサブスクリプションとクレデンシャルに置き換えることで、Azure AIを使って本番環境に移行することができます。
GitHub Modelsは現在、限定パブリックベータとして申し込みを受付中です。