「Google One AI Premium」で「NotebookLM Plus」が利用可能に

今回は「「Google One AI Premium」で「NotebookLM Plus」が利用可能に」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 Googleが提供する「NotebookLM」の音声要約機能「Audio Overview」は、ユーザーのコンテンツに基づいて、人工知能(AI)ホストによるリアルなポッドキャストを作成でき、世界的に反響を呼んでいる。NotebookLMは実験的なAIノートブックツールで、大規模言語モデル(LLM)とユーザーが書き込んだノートを組み合わせ、内容の理解を深めることができるとともに、要約の作成や質問への回答なども可能で、非常に有用なツールとなっている。

 Googleは米国時間2月10日、月額19.99ドル(日本では2900円)のサブスクリプションプラン「Google One AI Premium」を通じて「NotebookLM Plus」が利用できるようになったことを発表した。同プランの価格はそのままに、Googleの他の先進的なAIサービスに加え、NotebookLMのより高度な機能が利用可能になった。

 NotebookLM Plusは、有料ユーザー限定の機能を提供するサブスクリプションバージョンだ。Audio Overviewのほか、ノートブック、クエリー、ノートブックあたりのソース数など、NotebookLMが備える優れた機能の一部について、利用制限が5倍に拡大される。元々NotebookLM Plusバージョンは、日常業務でNotebookLMを用いるパワーユーザー向けに導入したものだ。

 NotebookLM Plusの提供開始当初、「Business Standard」「Business Plus」「Enterprise Standard」「Enterprise Plus」といった「Google Workspace」エディションや、「NotebookLM Plus for Enterprise」を通じてのみ利用可能だった。今回、Google One AI Premiumに加わったことで利用しやすくなり、他の有用なAIツールも追加された。

 Google One AI Premiumでは、同社の最も高性能なAIモデルが使える「Gemini Advanced」のほか、「Gmail」や「Googleドキュメント」などGoogleアプリヘのAI統合、2TBのストレージ容量、「Googleフォト」の「編集マジック」で保存枚数が無制限になるといった機能を提供する。

 同プランの注目機能としては、GoogleのAIエージェント機能「Deep Research」もある。これは徹底的な調査を実行する機能で、ユーザーに代わり計画を立て、ウェブ上の情報ソースを詳しく調べ、ソースへのリンクを含む包括的なレポートを生成する。

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