東海コープと会員生協、東海地区の組合加入業務をデジタル化
今回は「東海コープと会員生協、東海地区の組合加入業務をデジタル化」についてご紹介します。
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生活協同組合連合会東海コープ事業連合(東海コープ)と、同連合会員生協のコープぎふ、コープあいち、コープみえが富士通と共同で、組合員のサービス向上と加入業務の効率化を実現するため新規組合員加入システムを開発した。3月1日から順次運用を開始する。1500台超のタブレット端末やスマートフォンの展開は、富士通のパートナーの扶桑電通がサポートする。
新規組合員加入システムは、加入受付に専用のタブレット端末を活用し、入力データを組合員管理システムなどの基幹システムへ自動で保存する。手書き文字を人工知能(AI)の機能で認識することにより、手書きで記入した氏名や住所などの情報をテキスト化して全ての加入申込書に反映することができる。
加入情報を全てデジタル化することで、膨大な加入申込書の入力業務をなくし、年間約10万枚の紙コストの削減、保管スペースの削減、検索の効率化を実現する。さらに、配達員の持つ宅配業務用スマートフォンとも連携することで、配達員がタイムリーに組合員の情報を共有し、組合員のライフスタイルに合わせたきめ細やかな宅配サービスを提供することが可能となる。
さらに新規加入の際に組合員からヒアリングした内容、例えば配達時に呼び鈴を鳴らす、注文品の置き場所リクエストなどの要望を加入受付タブレットに入力する。その情報を配達担当者の宅配業務用スマートフォンへタイムリーに連携し、組合員のライフスタイルにあわせたきめ細やかな宅配サービスの提供を実現する。
東海コープは今後さらなる機能強化を検討し、宅配だけでなく、複数名で構成するグループ配達への導入や新規のグループ登録などにも対応していくことを目指す。