「記憶のクセ」をAIが解析し最適な問題を自動作成する「Monoxer」を大手進学塾「市進学院」のオンラインスクールが採用

今回は「「記憶のクセ」をAIが解析し最適な問題を自動作成する「Monoxer」を大手進学塾「市進学院」のオンラインスクールが採用」についてご紹介します。

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本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


モノグサは5月7日、学校・塾・語学教室などの教育機関向け学習支援SaaSおよびアプリ「Monoxer」(モノグサ)が市進運営の「市進オンラインスクール」で導入されると発表した。

市進は、2021年4月より同グループ全体でDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた事業を推進する中、Monoxerをオンライン・オフラインに限らず全体で導入する。その根拠として、「アプリによる1日10分の学習で無理なく基礎知識を積み上げることができる点」「リアルタイムで学習成果をみることができ、生徒と先生が共有できる点」「生徒一人ひとりの到達度に応じた難易度の問題を出題できる点」を挙げている。

市進学院が56年間培った「指導力」と、Monoxerの持つ個別最適化学習機能が結びつくことにより、生徒の学習効率を飛躍的に高められるとしている。

市進オンラインスクールでは、英語、数学(算数)、国語、理科、社会の主要5科目でMonoxerを活用する。また教材としては、市進オリジナルコンテンツと教材会社のコンテンツを併用し各生徒に合わせた学習機会を提供する。特に定期テスト対策には力を入れるという。

記憶定着すべき情報については、Monoxerの学習計画機能によって、確認テストの日から逆算して個別最適化された学習機会を提供する。従来プリントで実践していた確認テストもMonoxerを活用して効率的に実践する。

また、授業の時間内に集約できる重要な情報もMonoxerを活用して記憶定着できるような体制を構築したそうだ。

市進オンラインスクールでは、生徒や各科目責任者が実際の学習効果を体験しており、今後はオンラインスクールにとどまらず、対面授業を展開している市進学院や市進予備校、個大郎塾での展開を検討しているという。すでに近代史の単元を2週間で憶えきる生徒もおり、効果が創出しているとした。

市進は、1965年創業の学習塾「市進学院」、現役高校生を指導する「市進予備校」の運営や、個別指導塾「個太郎塾」フランチャイズ教室の運営などの教育サービス事業を、東京・千葉・神奈川・埼玉の首都圏1都3県で展開。小学生から高校生までを対象とし、集団授業・個別授業・映像授業・双方向オンライン授業を提供している。

2016年8月設立のモノグサは、創業以来「記憶を日常に。」というビジョンの実現に向け、学習者と先生の双方がストレスなく利用でき、確実に学習成果が出る学習プラットフォームとしてMonoxerの開発・提供を推進している。

Monoxerでは、生徒に覚えてほしい内容を登録するだけで、その内容を定着させるために必要な問題をAIが⾃動で作成する。また⽣徒側はAIが作成した問題をスマートフォンやタブレットのアプリで学習可能な上、定着度に応じ問題の出題頻度や難易度が調整されるため、ひとりひとりのレベルにあった学習を実現できるという。

さらに学習計画機能を利用することで、忘却速度も加味した上で、1日単位で取り組むべき課題の内容と量を自動で計画するため、何をどれだけやるべきか悩む必要もないとしている。

リアルタイムで学習履歴を解析し、各生徒の定着度を可視化するため、やったかどうかだけではなく、「再現性のある形でできるようになっているのか」が分かるようになる。そのため、通学・通塾が困難な状況において、ひとりひとりの習熟度に合わせた、きめ細やかな指導を遠隔で行える。

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