Linuxが動作する高性能AIカメラモジュール「M5Stack UnitV2 AI カメラ」が税込9592円で近日販売
今回は「Linuxが動作する高性能AIカメラモジュール「M5Stack UnitV2 AI カメラ」が税込9592円で近日販売」についてご紹介します。
関連ワード (AI / 人工知能(用語)、IoT(用語)、M5Stack、スイッチサイエンス、プログラミング(用語)、日本(国・地域)、画像認識(用語)、電子工作(用語)等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
スイッチサイエンスは5月14日、Linuxが動作する高性能AIカメラモジュール「M5Stack UnitV2 AI カメラ(SSD202D)」(M5STACK-U078-D)を近日中に販売開始すると発表した。価格は税込9592円。同社ウェブショップで購入できる。
M5Stack UnitV2 AI カメラは、中国・深圳のスタートアップM5Stack Technology(M5Stack。エムファイブスタック)が開発したLinuxで動作するスタンドアローンの高性能AIカメラモジュール。スペックは、SigmaStar製「SSD202D」(ARM Cortex-A7 デュアルコア1.2 GHz)をコアに採用しており、128MB DDR3メモリー、512MB NANDフラッシュ、1080 Pカメラ、Wi-Fi(11b/g/n、2.4GHz)、冷却ファンなどとなっている。
M5Stack UnitV2 AI カメラは、M5Stack開発のAI認識ソフトウェア(顔認識、物体追跡、色追跡、形状認識、バーコード認識、その他一般的な機能など)を内蔵しており、ユーザーはオリジナルのAIソフトを素早く構築できるようになっている。
またUSB LAN機能により、USB-CケーブルでPCに接続すると自動的にネットワーク接続を確立できるほか、Wi-Fi経由でも接続およびデバックが可能。認識されたコンテンツはすべてUARTシリアル通信経由で自動的に出力されるので(JSON形式)、呼び出しに便利としている。
OSとしてLinuxを採用していることから、様々な開発ツールを利用しやすいく、SSHを介しアクセスすることでハードウェアリソースを制御できる。さらに、M5StackのAIモデルトレーニングサービス「V-Training」によりカスタム認識モデルを構築できるという。ファームウェアは、microSDカードを利用することで、新しいバージョンにアップデート可能。
2016年設立のM5Stackは、ディスプレイ付きの小型開発モジュール「M5Stack」シリーズを開発・提供するスタートアップ。
M5Stackは、はんだ付けなしで接続できるセンサーなどの機能拡張モジュールを豊富に揃えており、複雑なプロジェクトを比較的手軽に始められること、開発スピードの加速・品質向上を同時に可能とすることから、幅広いファンを獲得している。
関連記事
・IoTで「生活を便利に」「業務を改善」するブログ記事募集、ソラコムがラズパイとSORACOM活用コンテスト開催
・ラズパイやArduinoより簡単なIoT開発ボード「obniz」が約2.1億円のシリーズA調達
・Raspberry Pi財団が550円の「Raspberry Pi Pico」発表、日本でもスイッチサイエンスが発売
・5852円のAWS向けIoT開発キット「M5Stack Core2 for AWS」が販売開始
・Raspberry Pi 4を組み込んだキーボード型パソコン「Raspberry Pi 400」が2021年日本発売