基幹システムのクラウドシフトが本格化、成否を分ける要因とは
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金融機関の基幹システムを国が事前に審査する制度を、2024年春をめどに開始するとの報道があった。急増するサイバー攻撃による被害を防ぐことを意図しており、システム導入や変更時に、事前にリスクを把握する考えだという。金融庁は、審査制度の対象となる金融機関の基準案をまとめており、それによるとメガバンクを含めた60弱の金融機関が対象になるという。
現在、基幹システムのクラウドシフトへの動きが高まっている。マルチクラウドやマイクロサービス化などの手法の議論も活発で、クラウド中心のシステムがDXを実現するために求められている。一方で、セキュリティ課題も日に日に大きくなってきている状況だ。政府はセキュリティ要件を満たすクラウドを評価・登録する制度「ISMAP」を設けるなど、セキュリティへの対応が成否を分ける要因になっていることが見えてきた。
本格化しつつある、基幹システムのクラウドシフトについて、近況が分かる記事を集めた。