【更新】FastlyのCDN障害でSpotify、GitHub、CNNなどがダウン

今回は「【更新】FastlyのCDN障害でSpotify、GitHub、CNNなどがダウン」についてご紹介します。

関連ワード （CDN、Fastly、システム障害等） についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。

Reddit、Spotify、Twitch、Stack Overflow、GitHub、gov.uk、Hulu、HBO Max、Quora、PayPal、Vimeo、Shopify、Stripeをはじめとした無数の人気ウェブサイトや、ニュース配信サイトのCNN、The Guardian、The New York Times、BBC、Financial Timesなどで、現在、障害が起こっている。Financial Timesのプロダクトマネージャーによると、人気のCDNプロバイダーFastlyの不具合が原因と考えられている。Fastlyは、同社のウェブサイトで障害が発生していることを確認している。

「現在、CDNサービスのパフォーマンスへの潜在的な影響を調査中です」と述べている

Fastly, the CDN provider, is having a massive outage, resulting in Twitch, Pinterest, Reddit, The Guardian, and the FT returning 503 errors.https://t.co/parKGKwrSU

— Matt 'TK' Taylor (@MattieTK) June 8, 2021

【更新　日本時間6月8日午後7時50分】
一部のウェブサイトが徐々に復旧している。Fastlyのステータスページには「問題が特定され、修正が行われています」と記載されている。

【更新　日本時間6月8日午後8時2分】
問題は解決されたようで、影響を受けたウェブサイトやサービスは正常に読み込まれるようになっている。障害の原因については、まだ発表されていない。障害は約1時間続いた。

コンテンツ配信ネットワーク（CDN）は、インターネットインフラの重要な部分を占めている。CDNは、ウェブサービスのパフォーマンスと可用性を向上させるために、サーバーのグローバルネットワークを運営している。CDNはプロキシサーバーとして機能し、一部のデータをできるだけエンドユーザーの近くにキャッシュする。例えば、メディアコンテンツは、ユーザーの近くにあるCDNサーバーにキャッシュされることが多く、ユーザーがウェブページを読み込むたびに元のサーバーで取得する必要がないようにしている。

CDNには、ロードバランシング、DDoS対策、ウェブアプリケーションファイアウォール、セキュリティ機能など、さまざまな機能が追加されてきている。人気のあるCDNには、Fastly、Cloudflare、Amazon Web ServicesのCloudFront、Akamaiなどがある。

特にFastlyは、メディアのウェブサイトでかなり人気だ。同社は2019年に上場した。Fastlyの株式（NYSE：FSLY）は現在、昨日の終値と比較して5.21％減の48.06ドルで取引されている。

本日の問題は、特にデータセンターに限定されるものではない。Fastlyはこれを「グローバルCDNディスラプション」と呼び、同社のネットワークに対しグローバルに影響を与えているようだ。

【原文】

Countless popular websites including Reddit, Spotify, Twitch, Stack Overflow, GitHub, gov.uk, Hulu, HBO Max, Quora, PayPal, Vimeo, Shopify, Stripe, and news outlets CNN, The Guardian, The New York Times, BBC and Financial Times are currently facing an outage. A glitch at Fastly, a popular CDN provider, is thought to be the reason, according to a product manager at Financial Times. Fastly has confirmed it’s facing an outage on its status website.

“We’re currently investigating potential impact to performance with our CDN services,” the firm said.

Update at 3:50 AM PT: Some websites are slowly coming back up. “The issue has been identified and a fix is being implemented,” San Francisco-headquartered Fastly says on its status page.

Update at 4:02 AM PT: The issue seems to be resolved as affected websites and services now load normally. The company hasn’t communicated about the source of the outage yet. Overall, it lasted around an hour.

Content delivery networks (CDNs) are a key part of the internet infrastructure. These companies run global networks of servers to improve performance and availability of web services. CDNs act as proxy servers and cache some data as close to the end user as possible. For instance, media content is often cached at a CDN server near you so that it doesn’t have to be fetched on the original server every time a user loads a web page.

Even though the web is a digital platform, it’s very physical by nature. When you load a page on a server on the other side of the world, it’s going to take hundreds of milliseconds to get the page. Over time, this latency adds up and it feels like a sluggish experience. When a page is already cached, a CDN can usually start sending the content of the page in less than 25 milliseconds.

Over time, CDNs have added more features, such as load balancing, DDoS protection, web application firewalls and other security features. Popular CDNs include Fastly, Cloudflare, CloudFront on Amazon Web Services and Akamai.

Fastly in particular is quite popular with media websites. The company went public in 2019. Fastly shares (NYSE:FSLY) are currently trading at $48.06, down 5.21% compared to yesterday’s closing price.

Today’s issue isn’t limited to a data center in particular. Fastly calls it a “global CDN disruption” and it sounds like it is affecting the company’s network globally.

(This story has been updated to reflect new information.)

（文：Manish Singh、Romain Dillet、翻訳：Katsuyuki Yasui）

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