マイクロソフト、AIが人間を支援する「Copilot for everything」を推進。3DアニメツールのMayaで自然言語による操作をAutodeskと開発中。Microsoft Build 2022
今回は「マイクロソフト、AIが人間を支援する「Copilot for everything」を推進。3DアニメツールのMayaで自然言語による操作をAutodeskと開発中。Microsoft Build 2022」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
マイクロソフトは人間のプログラミングをAIが支援するサービス「GitHub Copilot」を公開していますが、今後こうしたAIによる人間の支援をさまざまなアプリケーションに拡大するビジョン「Copilot for everything」を、開催中のイベント「Microsoft Build 2022」の基調講演で明らかにしました。
その手始めとしてAutodesk社と協力し、コンピュータグラフィックスによる3Dアニメーションツールの「Maya」に、自然言語で操作可能なCoilot機能を組み込む作業をしているとのことです。
下記がそのデモの様子です。画面右上に、人間による指示が入力され、その指示の結果が画面上に反映されています。この画面では「bot0を複製してbot2を作成」と指示が入力されました。
「胴体の色をピンクに」
「(右遠くにいる)bot0よりも15%大きく」
「2を1の後ろに、0を2の後ろに。間隔は0.5で」
「視点をbotたちの横に。そして選択を解除」
こんな感じで人間による自然言語の指示だけでMayaが操作されていました。
Mayaは商用映画の作成に使われるほど非常に多くの機能を備えており、それらに対応する操作体系も複雑です。しかもモデル化した3D空間のオブジェクトに対する操作はX軸、Y軸、Z軸それぞれにきめ細かく指定する必要があるなど、その規模にもよりますがMayaを利用した創作活動は一般にとても大きな手間と時間がかかります。
そうした操作を自然言語で指定でき、その自然言語をAIが理解してMayaの操作を実行してくれるようになれば、生産性は大きく向上することが期待できます。
このMaya用のCopilot機能は、Azure OpenAI Codexのモデルを適切にチューニングすることで実現しているとのこと。
サティア・ナデラCEOは、こうした取り組みは「まだ始まったばかりだ」とし、今後さらにAIによるCopilotの展開を進めていくとしました。
Microsoft Build 2022
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