「Windows 11 22H2」、新たなビルドがRelease Previewチャネルに
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Microsoftは、「Windows Insider Program」の「Release Preview」チャネルに「Windows 11」の「Build 22621.457」(KB5016695)を公開した。
Windows 11のバージョン「22H2」のテスター向けビルドであり、22H2は9月の月例パッチ(毎月第2火曜)の1週間後にあたる9月20日に正式リリースされると予想されている。「Dev」チャネル、「Beta」チャネルと経て、最も安定したプレビュー版が公開されるのがRelease Previewチャネルだ。
このアップデートには、Windows 11と「Windows 10」の直近のプレビュー版で発表されたものと同じ機能が含まれている。例えば、「Microsoft Defender for Endpoint」のランサムウェア防御が改善されるほか、「Server Message Block Compression」(SMB圧縮)を設定している場合に、サイズに関係なくファイルが圧縮される。
ほかに、「設定」ページで閲覧できる使用履歴の情報が増える。対象リソースはカメラ、マイク、通話、メッセージ、連絡先、スクリーンショット、アプリ、音楽ライブラリーだ。この機能は「設定」>「プライバシーとセキュリティ」から利用できる。
Microsoftが今回のアップデートで対処した不具合は、タブレットモードの問題、「タスクビュー」のプレビューの問題、ネットワークドライブからファイルがコピーできない問題、「Local Security Authority Subsystem Service」(LSASS)からトークンが漏えいする恐れのある問題、特定の場合にsihost.exeが過剰にCPUを使用する問題、「Edge」がIEモード使用時に応答しなくなる問題、「App-V」のメモリーリーク、2084文字を超えるURLが利用できない問題、「Windows Hello for Business」の問題などだ。
修正された項目の一覧はMicrosoftのブログに掲載されている。
Windows 11 22H2はメジャーアップデートにはならない見込みだが、新しくなった点がいくつもある。「ライブキャプション」や「音声アクセス」などのアクセシビリティー機能、次のアクションを提案する機能、「タスクマネージャー」の新デザイン、「エクスプローラー」のタブ対応、「OneDrive」のエクスプローラーとの連携などだ。
Windows 11 22H2の正式リリース後は、次の機能アップデートの前に、「Moments」アップデートが公開されるとみられている。米ZDNetに寄稿するMary Jo Foley記者が最近の記事で説明しているように、MomentsとはOSのメジャーアップデート以外で新機能を公開することを示すMicrosoftの用語だという。このMomentsリリースでサポートのタイムスケジュールが変更されるかどうかは明らかになっていない。