ソシオネット、ノーコード開発ツールを活用したIT内製化を支援

今回は「ソシオネット、ノーコード開発ツールを活用したIT内製化を支援」についてご紹介します。

関連ワード (経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 ソシオネットは9月6日、「ノーコードで進めるIT内製化支援サービス」の提供開始を発表した。同サービスでは、ノーコード開発ツールを活用し、顧客の社内人材をシステム開発人材へと再教育するとしている。

 最近では、自社のシステム開発を行う際、自社で専門知識を持つ社員を育成し、システム開発の主導権を自社の人材に回帰させてIT内製化を進め、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業が増えている。一方で、IT内製化をするに当たり、社内のIT人材の不足やノウハウの少なさ、DX推進体制が整っていないなどの課題を抱え、IT内製化を進められずにいる企業も少なくないという。

 そこでソシオネットは、「AppSheet」「PowerAutomate」「PowerApps」「IFTTT」などのノーコード開発ツールを使用し、顧客の社内人材をノーコード開発人材へと育成する支援サービスを開始した。

 同社は、ノーコード開発ツールの利点として、システム開発の経験がなくてもアプリケーションの作成が可能であることや、業務担当者が開発することで業務要件を正しくアプリケーションに反映し、変更があった場合でも迅速に対応できる点を挙げた。また、リソースやロジックなど、実行に必要な要素はすべてツールに格納されているため、ベンダー依存からの脱却が期待できるとしている。

 ノーコード開発支援の流れとしては、まず既存業務からIT化推進の対象を洗い出し、パイロットプロジェクトを選定。プロジェクト期間中に伴走を通じて顧客の人材をリスキリングしながらIT内製化をサポートする。このプロセスを繰り返すことで、自立したDX組織への変革を支援し、IT内製化支援サービスを通して、顧客のDX推進をする機運を高めるとしている。

 実例として、同社ではPowerAutomateで各社員からの問い合わせや作業依頼を自動化して担当チームへアナウンスをしたり、営業部門への月末業務の一部のリマインドを自動化したりと、IT内製化を実現。これにより、問い合わせサイトの確認や、手動でリマインドする手間がなくなり、作業効率が向上したという。

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