NECと東京都市大、センサー/AI活用したスマートインフラ管理で共同研究
今回は「NECと東京都市大、センサー/AI活用したスマートインフラ管理で共同研究」についてご紹介します。
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NECと東京都市大学はセンシングや人工知能(AI)などの先進技術を活用した「スマートインフラマネジメント」で共同研究を開始する。多種多様なセンサーデータをAIで分析し、対象となる構造の劣化状態を多角的に捉えることでインフラを監視する技術を研究開発する。
共同研究では、NECのモデルフリー分析技術などデータ分析技術の開発実績・ノウハウと、東京都市大学の橋・道路などの社会インフラや構造物に関する設計・保全技術を組み合わせる。
まずは巡回点検車に設置された高感度カメラや赤外線サーモグラフィーカメラ、加速度センサー、マイクなどから収集されるマルチモーダルデータを統合的に分析する。これにより、健全性判定や長期劣化傾向などの状態を多角的に監視するAI技術の構築・検証を進める。
また橋に設置した汎用の光ファイバーで振動データを計測し、橋の構造パラメーターや交通状況を推定する。さらに、センサー設置が不要なセンシング技術として衛星合成開口レーダーによる橋のモニタリング技術を活用し、近隣の開発工事に伴う既存の橋への影響を検証する。