テラスカイ、Salesforce上で稼働する「mitoco ERP」構想を発表–新サービス「mitoco 会計」を提供
今回は「テラスカイ、Salesforce上で稼働する「mitoco ERP」構想を発表–新サービス「mitoco 会計」を提供」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
テラスカイは、「Salesforce」プラットフォーム上で統合基幹業務システム(ERP)を構築する「mitoco ERP」構想を発表した。第1弾として、9月29日から「mitoco 会計」の財務・管理会計(GL)機能を提供する。
同社は、Salesforceプラットフォーム上でのアプリケーション開発を得意とする。「mitoco」も同基盤を使った業務アプリケーション群で、カレンダーやワークフローなどのグループウェアをはじめ、経費精算や勤怠管理などを提供している。加えて、同社は2022年9月に富士通から国内独占販売権を得た販売管理・在庫管理システム「GLOVIA OM」も展開している。
mitoco ERPは、財務会計、人事給与、販売管理、購買管理、在庫管理などの業務アプリケーションをSalesforceプラットフォーム上で統合し、クラウドサービスとして提供するもの。テラスカイでは、Salesforceプラットフォーム上で稼働する財務会計、人事給与サービスを新たに構築し、GLOVIA OMと組み合わせることで、mitoco ERPの実現を目指す。
取締役 専務執行役員 製品事業ユニット長の山田誠氏は「テラスカイグループの製品群とノウハウの集大成になる」と胸を張る。
mitoco 会計は、次世代の会計システムとして、AIチャットボット機能やデジタルアダプションツールなどの最新技術を搭載する点が特徴。財務・管理会計を皮切りに、2024年2月に債務管理(AP)、2024年中旬に債権管理(AR)、2025年に固定資産(FA・LM)、2025年下旬に電子債権(ER)の各機能をリリースする計画である。
利用料金は、財務・管理会計機能の場合、システム利用料(Salesforceライセンスを含む)が月額7万円(税別)、ユーザーライセンスがStandardで1ユーザー当たり月額1万円(同)となっている。
テラスカイは今後、オンプレミスのERPユーザーや、クラウドサービスの複数利用によりデータの一元化に課題を抱える企業に向けて、mitoco ERPによる全体最適を提案していく。2028年までにmitoco 会計で300社の売り上げを目指すとしている。