DX実現に求められるデザイン感覚、欧米ITはどのように考えているのか
今回は「DX実現に求められるデザイン感覚、欧米ITはどのように考えているのか」についてご紹介します。
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情報システムの企画、設計、構築において従来求められていたのは、効率化やコスト削減だった。情報システムの目的が既に設定されているため、要件もある程度自動的に固まっていく特性がある。
一方で、現在求められているデジタルトランスフォーメーション(DX)は、既存ビジネスのやり方を変え、競争優位性を勝ち取ることが目的だ。目的は明確だが、そこにたどり着くためのプロセスが決まっていない。むしろ、デジタルを活用して競合他社が思いつかないような、今までにないモデルを生み出すことこそが要求されている。そのため、必要な機能が満たされていればいいということにはならない。
DX実現では、課題解決の過程においてデザインを重視する「デザイン思考」が注目を浴びている。既に欧米のIT企業は、デザインの重要性を強く認識しており、さまざまな取り組みを実施している。Cisco Systems、IBM、SAPなどの企業によるデザイン思考への取り組みを紹介する記事を集めた。